長命寺 桜もち(向島):関東スタイルの桜餅の元祖。桜の葉の香りがごちそう

東京

桜の時期にはまだまだ早いけれど、一年中花見ができるお店に行ってきましたよ。向島にある、長命寺 桜もち 山本やです。その名の通り、桜餅の専門店です。こちらのお店とすぐそばにある言問団子、志”満ん草餅と合わせて、向島三大和菓子と呼ばれ、この3つをハシゴするのは向島散策の王道のようです。

1717年(享保2年)創業の超老舗で、なんと300年以上の歴史を誇ります。長命寺の門前で売り始めたのが最初。今もその長命寺の近くにあります。

関東で作られている、お餅を桜の葉でくるんだ桜餅は、ここが元祖と言われていて、関東の桜餅自体、”長命寺桜餅”と呼ばれることも。ということで、首都高の下にひっそり建ってるけれど、とってもスゴイお店なんです!(*’ω’*)

場所はココ

一番近い駅が、曳舟駅で歩いて15分ぐらい。あと京成曳舟駅・押上駅から20分ぐらいです。

店内のようす

お店スペースは小さく、入るとまず、包装の入ったショーケースがあります。桜餅の見本も。本当に桜餅しか売ってない!(*’ω’*) 包装は箱詰め、籠詰めの2種類ありますけど、バラ(1個220円)でも買えます。詳しい値段は公式を見てみてください。予約販売で終了する日もあるそうです。1年中桜餅を販売してるけど、やっぱり桜の時期は混むそうで、予約していった方が良いです。

店内でも食べられます。4人がけのテーブル2卓と、野点のような赤いベンチが3つあります。店内で食べる場合は煎茶付きで350円。桜餅を買っていくお客さんは次から次へとやってきましたが、店内で食べる人は少なかったです。

美味しかったものを紹介するよ

長命寺桜餅

店内で桜餅を食べると伝えて、席につくと、準備をしてくれ、持ってきてくれます。箱に入った長命寺桜餅、そしてお盆の上には煎茶と小さなおしぼり。

箱も年季が入ってますね。

保湿のためか?しっかりと桜の葉にくるまれたお餅。桜餅において、桜の葉を食べるか否かは永遠のテーマですけど、少なくともこのお店の桜餅では、葉っぱは食べずに外すことを勧めています。

葉っぱの中には、お餅というより、白くてぺらんとしたクレープのような生地で包まれたこしあんが入ってます。色合いのせいか、気分的に柏餅食べてる気分でした(笑) このクレープみたいな生地はもっちりとしていて、こしあんはサラッとしていて、どちらも甘さ控えめ。桜の葉の香りと葉から移った塩味が心地良い。いくつでも食べられそう。

この桜餅の賞味期限は当日中だそう。すぐに硬くなってしまい別モノになってしまうとか。
確かに、見て触って食べてみると、この和菓子はナマモノだなあ!と思いました。春夏秋冬、ここに来ればいつでも桜を感じることができますよ(*’ω’*)

お店について

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