清澄白河にある、イルトラムの8月のコースを頂いてきたので、報告します(*’ω’*)
まだまだ暑かったですけど料理に少し秋を感じることができました。
週末のランチタイムは2種類。料理が2品少なく、ドルチェか飲み物がつくランチコース2,800円と、ディナータイムと同じフルコースの5,000円。基本一人でやっているので、コースのみです。
今回も週末に伺い、ディナーと同じコースを頂きました。
コースの構成はホームページに掲載されています。
場所
都営大江戸線清澄白河駅、都営新宿線菊川駅からほぼ同じ。歩いて15分くらいと、暑い日には少しつらい道のりです。菊川駅からよりは清澄白河駅の方が直射日光がしのげます。
コース料理
1杯目はフランス産の自然派ワイン、ナチュール ヴィヴァン ブラン ’16を頂きました。エチケットがカワイイ。すっきりとしつつかなりフルーティなワインでした。
まずスープが出てきました。夏の定番、トマト・梅・大根の冷たいスープ。トマトのすっきりとした酸味が爽やかで、スープというよりはトマトピューレに近い濃厚さです。凍らせたおろしトマトのシャリシャリ感も良いです。
ブッラータ登場です。季節感のあるソースは今回は、枝豆とアーモンド。この素敵だけど撮りにくい器が久しぶりに登場(笑)
でもこの器のお陰で、黒い器の中にパァッと美しい箱庭が生まれたような感じでとても美しい。中央の花も、ちょっとカエデに見えて、一足早く、秋を感じました。
大体4品目で出てくる私の大好きなチコリの1時間ロースト ゴルゴンゾーラピカンテは今回は3品目で登場。あ、違います。ちこりくんでした(;^ω^) 6月に初めて登場したレアキャラ、ちこりくん。今回は横型スタイルで。
ちこり家の家族構成が明らかになりました(シェフ作)。今月あたり、パパとママがお皿に登場するかもしれませんね(^ω^)
カマス レンズ豆 ハーブ風味。ハーブは別盛りなので、まずはカマスのローストをそのまま頂きます。ほっくりとした身の厚いかますが美味しい。たっぷりのレンズ豆も良いです。
今回、ハーブはマスに盛られて登場。このセンスが素敵(*’ω’*)
グレーと白で、見た目はちょっと地味な料理ですけど、ここにハーブをどっさりかけると一気に華やかに。香りや風味にも華やかさがプラス。
2杯目は黄身がかった白。イタリア産のポンテ・ディ・トイ。トイ橋という意味ですね。実在する橋なのかはわかりませんが・・・。1杯目よりは少しクセがありました。シェフにおまかせするとだいたい1杯目はクセのないもの、2杯目はちょっと変わったものを出してきますね。
パスタ1品目はラビオリ。カリフラワーとボッタルガのソース。ボッタルガ(カラスミ)のオレンジが鮮やか。ラビオリの中には豚肉が詰め込まれていて、見た目以上におなかにたまります。8月はみんなの夏疲れを意識してか、全体的に優しい味付のものが多いです。
パスタ2品目は淡路島産玉葱のペーストで和えたピチ。ピチというのは小麦粉(中力粉)と水だけで作られる太めのロングパスタです。もっちりとしてとても好きなのですが、この日、店に入った時からずーっと目が痛かった原因がわかりました。コレです。玉葱!ペーストも玉葱だし、揚げた玉葱も使われていて、玉葱の甘味と香りが口の中に広がる素晴らしい料理でしたが、これを作るのに、相当玉葱をさばいたと思われます(;^ω^)
最後に、お肉のメイン。8月のメインは鴨胸肉です。これで8人前です。マンガリッツァが人気ですけど、私がイルトラムのメインで一番好きなのは、私は鴨肉です!この皮のロースト具合が視覚的にもたまりません!
こちらが完成された料理。鴨胸肉のロースト 柑橘類のモスタルダ。
火入れが完璧でビジュアルが素晴らしい。思わず「bravo!」って立ち上がりたくなります。
モスタルダというのは、北イタリアで作られる、果物(今回は柑橘類)のシロップ漬けで、こんな感じで肉料理のソースとして使われることも。シンプルなローストと凄くよく合います。特に皮との相性が良かったです。
美味しい鴨肉が食べられて、本当に幸せでした。
今月(9月)のコースはローリング秋刀魚と、マンガリッツァという2大人気料理が登場しますよ!