「ヤマリキの煮込みが食べたい!」-そんな衝動に駆られて森下の山利喜の口開け直後にお邪魔しました。山利喜と言えば、東京三大煮込みのひとつ。1925年創業のお店で、現在のお店は2000年以降に建てられて比較的新しいんですけど、約100年続く風格を感じますね。山利喜は本館の他に新館もあります。
17時開店で、18時までは予約ができます。
場所はココ
都営地下鉄 森下駅からすぐです。
店内のようす
5階建ての建物は地下1階~2階までがお店。特に1~2人で行ったら、1階のカウンター席がオススメです。席数が少ないので、なかなか難しいけど。
なぜならば・・・こういうことです。煮込みが見えるからです。特にこの時は煮込みのどまんなかでした。いやぁ・・・視界がごちそうです(*’ω’*)
メニュー
山利喜のメニュー。やきとんは1人前2本ずつの注文だけど、違う部位を1本ずつというのができるので一人でも安心。テリーヌとか生ハムサラダとか、ちょっと下町の居酒屋らしからぬ料理があるのは、山利喜を今切り盛りしている三代目は、もともとフレンチのシェフだったんです。
ドリンクメニューは、ということで、ワインもあります。以前は生ビールは白穂乃香だったんですけど、キリンのみでした。
美味しかったものを紹介するよ
煮込み玉子入り
山利喜に来たら、絶対に絶対に注文すべきなのがコレ。煮込み。それも煮込み玉子入り(715円)。トロトロに煮込まれたモツ(シロが多い)としっかりと色が変わった玉子。その上にネギ。これ、私今まで、鍋からよそるだけだと思ってたんですけど、鍋からよそった後、これを直火にかけてだしてます。だからグッツグツなんですね!そんなこともこの👆特等席だから知ることができたし、見ることができた!
煮込みは都内を含め色々なところで食べたけれど、山利喜の煮込みは他とは違いますね。たとえるなら、ビーフシチューのような。それもこれも八丁味噌と赤ワインを使っているから。和と洋のイイトコドリをした煮込み。これが他でもない「ヤマリキの煮込みが食べたい!」という衝動に駆られるゆえん。唯一無二の味。コクがあって、赤ワインを注文するお客さんが結構いるのもうなずけます。
焼きとん
上でも書いたけど焼きとんは2本で1人前330円。しろ、かしら、がつ、てっぽう、れば、はらみ、たん、小袋、はつ、ナンコツ、ナンコツたたきの11種類。これはれば2本だけど、違う部位を1本ずつ指定することもできます。しっかり焼かれていて香ばしくて美味しい。カラシもあいます。
レモン酎ハイ
レモンハイは居酒屋の定番ドリンクだけど、山利喜のレモン酎ハイ(440円)はこんな大きなレモンのカットがのってます。フレッシュレモンを使ってるお酒って結構高いんですよね。山利喜の440円は凄いなぁと思います。サッパリとして美味しいです。焼酎も濃い目です。
なまこ酢
山利喜ではレギュラーメニューの他に半紙に書かれた日替わりメニューがあるんですけど、これハズレがない気がします。この日いただいたのはなまこ酢(770円)。なまこが新鮮!この噛み応えがたまらない。どっしりとした煮込みや香ばしい焼きとんの合間にこういうサッパリしたものは欠かせません。
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