カタルーニャ伝統のおやつ、クレマ・カタラーナを食べたくて調べていたら、ちょうど、チュロスを食べに行こうと思っていたお店で出していることを知り、2回に分けてまとめてやっつけてきました(*’ω’*) GRANJA LA PALLARESA(グランハ・ラ・パリャレサ)というお店です。ちなみにグランハというのは、スペイン版カフェという感じで、ホットチョコレートやチュロスが食べられます。日本にとっての喫茶店みたいなものかな。
入口には、日本のお店みたいにサンプルがあります。
場所はココ
細い小道”ペトリショル通り”沿いにあって、宿泊したホテル・カタルーニャからも近かったです。ランブラス通りもすぐ!
店内のようす
店内は、奥にも席があって、意外に広い。けれど、小さ目のテーブルにイスが3~4つ。中央こそ通り道として空けているけれど、隣の席の人とぶつかるほどみっしり席を敷き詰めています。満席になると圧迫感があります。
入口入ってすぐそばのカウンターで調理をしているようです。
お昼を過ぎるといつも混んでました。しかも、結構店内が響くので人の声やカトラリーの音が気になりました。なので、ゆっくりと食べるなら、断然朝です。朝は9時オープン。
お店は朝からやっていて、一人か二人でチュロスとホットチョコレートで朝食をとっている地元の人が多いです。昼間のにぎやかさとは打って変わって、人も少なくまったりとした空気。私もそこに混じって、朝ごはんを食べました。
メニュー
メニューは両面で、片方がフランス語、もう片方が英語です。
朝に行くと、この時間はほとんど現地のお客さんのためかこのメニューが出ていないことも。
スペイン語のメニューは見当たりません。彼らにはメニューはいらないのかな(^ω^)
簡単な英語はOKなので”Menu, please”と言えば持ってきてくれます。
英語と言いながら、どう見ても英語じゃない単語もちらほら(笑)クレジットカードも使えます。
美味しかったものを紹介するよ
クレマ・カタラーナ
これが食べたかったクレマ・カタラーナ(Catalan cream / 3.9€)。
クレマ・カタラーナはカタルーニャのお菓子で、クレームブリュレに似てるんです。クレームブリュレの原型とも言われているけれど、その辺の真相はいまいちわかりません。
もともとは聖ヨセフの日(3月19日)に食べられる伝統的なお菓子。
表面はカラメルをバーナーで焦がしてあって、カチッと固まってます。
スプーンでパリパリと割ってみると中には、カスタードクリーム。パリパリとした表面と中の滑らかなカスタードクリームのコントラストがたまらない。カスタードは少しオレンジの香りもあって、シンプルでおいしい。生クリームを使っていないので、どこかすっきりとしています。
一緒にコーヒー(Coffee / 1.25€)も注文しました。クレマ・カタラーナの量が結構あるので、一人で食べてるとさすがに途中で口の中がアマアマになってくるので、コーヒーを挟んでさっぱりと。
チュロスとスイスチョコレート
スペインではチュロスは砂糖はあまりかかってなくて、ホットチョコレートに浸して食べるのがメジャーな食べ方。というわけで、私もチュロスと一緒に、ホットチョコレートを注文しようとしたら、なんとホットチョコレートが3種類(Spanish chocolate、French chocolate、Swiss Chocolate)ありました。
一番スタンダードなのがSpanish chocolate。普通のホットチョコレートです。これを頼んでもいいんですけど、ホイップクリームが乗った豪華版のSwiss chocolateというのもあるんです!
Spanish chocolateとSwiss chocolateは通常サイズとは別にミニサイズがあります。
というわけで、ミニサイズのSmall Swiss chocolate (2.4€)を注文。チュロス(Churros / 1.8€)も。チュロスは細めのものが4本。
小さいカップにホイップクリームがてんこもりで登場。チョコレートが見えない!
チュロスは作り置きで冷めていたこともあり、まずまずだったんですけど、ホットチョコレートがとてもおいしく、これをつけて食べるとチュロスの味もグレードアップ!
ホットチョコレートは”飲む”ものではなく、スプーンですくって食べるクリームのような硬さ。激甘に見えたチョコレートだけど、これ意外に甘くないんですよ。ホイップクリームも甘さ控えめ(スタバのクリームみたいな感じ)。パクパク口に運んであっという間になくなりました。
これなら普通サイズで注文すればよかったと後悔しきり(笑)
なお、チョコレートに甘味が欲しい人は、砂糖を付けてくれてるので、それを混ぜます。
お店について
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