赤崁楼(台南):古都・台南を代表するオランダ統治時代に建てられた名跡

台湾

台南ではあまり観光はしなかったのですが、赤崁楼へは行きました。
日本語読みでは”せきかんろう””せっかんろう”、中国語読みでは”チーカンロウ”です。台南駅から歩いて20分ほどのところにあります。こちらが入口正面から見え、象徴的な建物となっている海神廟です。

入口の右側にチケット売り場があるのでそこでチケットを買って入場します。大人50元です。

近くに「赤崁担仔麺」があります。

【閉店】赤崁担仔麵(台南):担仔麺が名物。レトロなお店は赤崁楼のすぐ近く
台湾・台南。赤崁楼の近くにある台南料理のお店。店内・外観ともレトロだけれど比較的新しいお店。担仔麵はにんにくが効いてとても美味しい。

台湾は4つの国(オランダ→明→清→日本)の支配を受けてきた歴史を持つのですが、赤崁楼はその植民地支配の始まりであるオランダ植民地時代(1652年)に建てられた建物です。そのため、「紅毛城」とも呼ばれます。

清に滅ぼされた鄭成功率いる明が侵攻しオランダを追い出し、ここに首府(承天府)を置きました。
というわけで、鄭成功の記念碑が建てられています。・・・って肝心の鄭成功の姿が隠れてしまった!!!( ノД`)シクシク…

ちなみに日本統治時代は、病院として使われていたそうです。

海神廟の前に並んでいる贔屭記念碑。「碑か~」と通り過ぎてはダメです!碑の足元に注目です!

亀のような姿をしたものが・・・これが贔屭なんです。贔屭というのは、中国における伝説上の生物で、いわば、神獣です。

海神廟のなかへは脇の階段を上って入ります。バリアフリーではなく、エレベーター等もありません。

海神廟からの眺めです。台南はあまり高い建物がないため、この高さからでも見晴らしが良いです。園内の庭もきれい。

中もとても素敵。鄭成功に関する様々な資料が残され、展示されています。

敷地内には「文昌閣」という建物があり、ここには沢山の学生がお参りに訪れます。

この日もお参りをしている人がたくさんいました。

日本でいう絵馬のようなものがかけてありますが、受験票のようなものを一緒に貼り付けている人が結構います。顔写真つきとか・・・必死なんでしょうが、色々と心配になりますね。個人情報とか(;’∀’)

今回は昼間行きましたが、夜は21時半まで開いていて、夜景が美しいスポットとしても有名です。次は夜に行きたいですね!

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