今日は、台北イチ美味しい炸醤麺(ジャージャー麵)が食べられるというお店、老牌牛肉拉麺大王を紹介します。
場所はココ
お店があるのは城中市場のそば。台北駅からの道のりで載せてますけど、西門駅のほうが近いです。ちょっと、いや、凄くわかりずらい場所にあります。漢口街一段や重慶南路一段から細い小路を入ってまっすぐなんですけど、この小路、いくつかあるので間違えるとぐるぐるぐる迷路のように辿り付けなくなります(;^ω^)
写真は漢口街一段から(滞在したホテルの近く)。入る小路さえ間違えなければ、そんなにわかりずらくはないです。
店内・メニュー
お店の外から、麺(うどんみたい)を茹でてるのが見えます。
お店に入ると、積みあがった滷味(ルーウェイ)が迎えてくれます。これを指さして切ってもらっていました。滷味は煮込み。見た目は日本の煮込み料理と変わらないように見えるけれど、結構八角が効いているお店が多いです。
メニュー。お店は常に混んでいるので(コロナ禍はさすがにガラガラだった・・・)、お店の人に、入りたいと伝えると、空いている席を見つけてくれます。注文はその時に口頭で。会計は最後。一度も出てきたことがないけれど、日本語のメニューがあるそうです(*’ω’*)
牛肉は台湾牛肉を使用しているとのこと。台湾牛、最近評判がいいんですよね。
美味しかったものを紹介するよ
炸醬麵
これが炸醬麵(上のメニューでは、”炸醤拉麺”)の小サイズです。70元。
凄い肉みその量。にんにくの香りも強い。
ジャージャー麺なので、よくかきまぜて食べます。うどんのように太い麺はもっちりとしていてコシがあり、伸びも良いです。結構雑に混ぜて、麺を持ち上げても、なかなか麺が切れません。肉みその甘みが強い。辛さは全くないです。
途中で卓上の辣油や豆鼓、酸菜を入れて味変。
この辣油、見た目ほど辛くないので、たっぷり入れても大丈夫。やぱり炸醤麺は辛い方がいいなぁ。
麻辣炸醤麺
こちらは辛いバージョンの炸醤麺。麻辣炸醤拉麺(70元)。見た目は普通の炸醤麺と変わりません。
でも下のほうに辛いタレがたっぷり仕込まれているので、下から掘り起こして混ぜると、見ての通り、辛そうなものが浮き上がってきます。結構辛いです!ここでもにんにくが強烈!二郎ラーメンみたい(笑)
ひたすらガツンと辛さが来る麻辣炸醤麺だけど、ここに卓上の豆鼓をプラスするとコクが出ます。辛い物が好きなので、私はこちらのほうが断然好きです!
ついてくるスープ
汁なし麺を注文するとスープがついてきます。このスープ、具はないし、透明度ゼロだし、得体のしれない感じがするんですけど(笑)、八角やスパイスががっつり効いてお肉のエキスもたっぷりでとても美味しいんです。このスープを麺に少しかけて食べても美味しかったです。普通の炸醤麺を注文した時は辛くなかったのに、後日麻辣炸醤麺を注文したらとても辛いやつがでてきたんですけど、たまたまなのかな。勿論、辛いほうが好みでした。
牛肉麺はこのスープらしいので、ぜひ近いうちに牛肉麺を食べてみたいと思います。
当たりハズレの落差がハッキリ
大評判のこちらのお店なんですけど、味のブレが凄いです。良いときと悪い時の落差が凄い。実は初めて行った時(激混みで忙しかったせいか料理人がおしゃべりに夢中だったせいか?)全然美味しくなくて、麺ものびてるし、スープも薄くて・・・とどうしてこのお店が人気があるのかわかりませんでした。
でも「アタリ」の日の美味しさは神がかっていて、これはまた食べたい!明日にでもまた来たい!と思うほどでした。なので、期待ハズレだったなぁ、という人も機会があったらもう1回チャレンジしてほしいです。空いてる時間のほうがやっぱり美味しい気がします(;^ω^)
お店について
更新履歴
2017/12/23 新規作成
2020/06/27 リライト