10月の終わりに、新富町にあるお寿司屋さん、鮨はしもとへ行きました。今回の予約ははじめてomakaseから自分でネット予約したもので緊張しました。外観写真は使いまわしです。日曜のお昼に伺いました。
前月もお誘い頂いて行ってるので、2か月連続になります。連続なんて、久しぶりです。すっかり予約が取りずらくなったので。
予約サイトがomakaseでコースは”おまかせコース”とややこしいですけど、おまかせコースはこの時あたりまで18,000円(税抜き)でした。
が、今予約サイトを見てみると20,000円(税抜き)になっています。値上がっている模様です。これで少しは予約取りやすくなるかな?(絶対ならないな)コースはおつまみとにぎりで構成されていて、おなかいっぱいになれる量です。
17時台と20時台で2回転。さらに日曜はお昼(12時)も営業するようになりました。
冬の味覚を堪能するコース
10月下旬ということで、前回食べて感動した秋刀魚ごはんを含め、秋刀魚を期待していったんですが、残念ながらこの日はありませんでした。代わりに冬の味覚が色々。
まずは、橋本さんにすっきりとしたお酒をチョイスしてもらいました。特別純米 春霞。ちょっとシュワッとしてスッキリとしたお酒です。はしもとさんはデフォルト半合で出します。飯盒だと、こういうコップで来ます。
そして同タイミングで出てきたのは、銀杏。ホクホクとして美味しい。これを食べお酒を飲みながら、おとなしく、橋本さんを見つめながら待ちます。
最初はお刺身から。最初のお刺身は大体、白身魚と貝が出て来ることが多いです。この日はクエと青柳。どちらも上品な噛み応え。クエは弾力があって、青柳の方はシャクシャクとした食感と甘みが良かったです。
続いてスープ。すっぽんのスープ。こちらですっぽんは初めて。ちょっと中華系の味付の滋味深いスープ。すっぽんがプルプル。
そしてお刺身がもう1品。カワハギです。肝醤油で。
いつもよりサラサラとした油分の多い肝醤油のため、なかなか絡め取ることができずに苦戦しました。願わくは全部さらいたい(笑)
白子。外はプルプル、中はとろけるようにクリーミー。ダシ汁も美味しく頂きました。
2杯目をお願いしました。澤屋まつもと。これ、凄く美味しかったです。
毎回の楽しみ。茶碗蒸し。今回は牡蠣とトマトが具材。トマトの酸味が不思議にマッチ。茶碗蒸しでは毎回驚かされますけど、今回もやっぱり。橋本さんは2号店はバケツ茶碗蒸し専門店にしたら良いと思います。私買いに行きます(*’ω’*)
おつまみの部も終盤です。あん肝と筋子の味噌漬け。どちらも美味しい。以前より甘味が抑えめになっていてお酒を飲まない人でもガンガン食べられる感じです。
つまみ最後の焼き物は太刀魚。皮と身の間の脂がたまりませんね。
ここからにぎりが始まります。1品目は毎回ここからのコハダ。橋本さんのコースは師匠(日本橋蛎殻町すぎた)とはずいぶん違うものになってきましたけど、ここは相変わらずマネしているそうです。
はしもとで頂くお寿司で毎回楽しみなのが、真鯛。たまに春子鯛になりますが、この日は真鯛。皮が美味しい。身もぷりぷりで締まっています。
赤身。今回は聞いていないけれど橋本さんは鮪は大間を扱ってることが多いです。鮪は毎回安定して美味しいです。
鮪のおはぎ。初めて食べました。面白い!
この日のイチバンはこれでした。北寄貝。甘味と食感が素晴らしかったです。
イサキの炙り。身から溢れる脂をまとった酢飯との一体感が凄い。
タイミングが悪く、なぜかはしもとでなかなかお目にかかれないレアキャラとなっているサバ。口当たりがなめらかでおいしい。
鰆。藁で燻した皮の香りが良いです。実はオープンしたての頃、藁の香りがきつかったんですけど、ちょうど良い塩梅になりました。
これも毎回楽しみですよね。車海老。海老好きは黙ること間違いないクオリティの高さとボリューム。私はもうめんどくさいので次回予約から2尾お願いしようと思います。
酢飯の上にトローリと柔らかいうにを乗せた小さな丼。右は壱岐の赤うに、左は昆布森のバフンウニ。
お寿司のラストは穴子。とろけるような身のやわらかさ。出てくる前から焼いた穴子の香りが店内に充満しているんですよ。
最後は玉子焼きとしじみ汁で終了
現在次の再来月までの予約がとれておらず、しかしながら、あきらめるのは早いゾ!ということでまだまだ狙っています。
真冬は真冬で美味しいものがたくさんありますからね(*’ω’*)
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