マイアミのリトルハバナで、ぜひとも食べたかったキューバ料理。いくつもの人気のお店の中から選んだのは、1971年創業の老舗、Versailles Restaurant（ヴェルサイユレストラン）！
決め手となったのは、ひとりで行ったので、料理をいくつも頼めないけれど、このお店には数種類のキューバ料理がワンプレートに盛り付けられたセットがあるということでした！＼( ‘ω’)／
マイアミのキューバ料理店は朝からやってるところが多い気がします。ここもそう。８時開店。広い駐車場にひっきりなしに車が出入りしてます。これは、相当待つかも･･･？と覚悟して入りました。
場所はココ
この前記事にした、マイアミビーチからバスで行く方法のW Flagler St & NW 36 CTバス停からは歩いて10分です。レストランの近くには8番のバスが止まるバス停（SW 8 St & SW 34 Av）があります。
店内のようす
心配しながら、店内に入ると、やっぱり混んでました。でも席数が凄く多く、ざっと300席くらいあるんじゃないかな。満席に見えて、奥にはチラホラ空席があり、すぐに通してもらえました。店内の装飾はシャンデリアがあったりして高級感があるんだけど、お客さんが食事を楽しむガヤガヤとした空気は食堂のよう。みんな恰好もラフ。
メニュー
メニューはスペイン語と英語のものが用意されてました。リトルハバナは英語がほとんど通じないと聞いていたんけれど、そんなことはなく、注文等はスムーズにできました。前菜、スープ、魚料理、肉料理、サンドイッチと、メニュー豊富。曜日ごとのスペシャルもあります。キューバサンドイッチだけでページの半分以上を使ってる･･･(笑) マイアミではレシートにチップが含まれていることが多いけれど、こちらは含まれていなかったので、自分で会計時に足しました。
やはり、キューバな飲み物トップ３はマルガリータ、モヒート、ダイキリ。
美味しかったものを紹介するよ
モヒート
ラムを使ったモヒートはキューバ発祥のカクテル。なのでやはりこれはマストかな、ということで飲み物はCuban Mojito (キューバンモヒート、$8)。
日本で飲むモヒートと全然違う。ラムが濃くて甘い！ちなみにこの甘さは一緒にこの棒みたいなもののせいだと思います。これはシュガーケイン（sugar cane）と言って、甘いサトウキビのようなもの。齧ると甘みを感じられるという事で齧ってみましたが、齧った場所が悪かったのか全く甘みありませんでした(笑)
氷が解けてももとが濃いので、最後まで薄く感じなかったです。お水もしっかり注ぎ足してくれるので交互に飲みながら。
Versailles Cuban Samplers
さて。これが、こちらのお店に来る目的となった、キューバ料理の盛り合わせ、Versailles Cuban Samplers ベルサイユキューバンサンプラーズ, $12.95)。伝統的なキューバ料理のThe Classic と西洋風にアレンジしたThe Criolloの２種類があります。私が選んだのはThe Classic。６種類のおかずが白いライスを取り囲みます。ピカディージョ(Picadillo）、タマル(Cuban Tamale)、甘く煮たバナナ（Sweet plantains）、キャッサバ＆モホ(Cassava with Cuban mojo)、レチョン（Roast pork）、コロッケ(Ham Croquette）。
ピカディージョ。ピリ辛そぼろ的な感じでごはんに一番合います。
小さく切ったハムが入ってました。確かにハムコロッケ。
甘く煮たバナナ。香ばしくておいしい。デザートというほど甘くもないので、ご飯と一緒に食べても違和感なし。
しっとりとしたレチョン。脂がのっていて、これはごはんよりはモヒートのおともでした。
タマル。トウモロコシをすり潰して固めて、バナナの葉で蒸すもの。中南米で食べられる料理で各国特徴があるらしい。でもこれあんまり味がしなかったです。
ねっとりとしたキャッサバ。食感の割に味付けはあっさり。上の玉葱の輪切りとともに良い箸休め。
見た目お汁粉のような黒豆のスープというかペースト（Black beans）。見た目はお汁粉のようだけど一切甘さがなく、豆の味しかしない。これはご飯にかけて食べる伝統的なキューバ料理。
これは食べられないなぁ～というものはなく、どれも日本人でも食べやすい料理ばかり。キューバンサンプラーズは一人でもちょっと多かったので、２人以上でもう一品頼んでシェアしてもちょうど良いと思います。
お店について
営業時間／８時～翌１時、金土～翌２時30分、日曜９時～翌１時
定休日／無休
更新履歴
2020/02/01 新規作成
2022/01/10 全体をリライト
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