最高のつまみとにぎりのフルコース 「日本橋蛎殻町 すぎた」

東京

2017年のミシュランで一つ星を獲得した「日本橋蛎殻町すぎた」
そのミシュランのガイドブックが発売されたのが11月下旬であったため、12月の頭の予約電話開始時刻から電話を入れても、結局2時間くらい、まったくつながりませんでした。

2015年10月に、以前馬喰横山にあった「都寿司」を閉め、水天宮前駅の近くに移転してきた「すぎた」。以前より1席少ない9席になり、よりゆったりとした雰囲気でお寿司をいただけるようになったものの、その分、予約は更に困難になりました。

この分だと来月も予約が取れそうにありませんね。
こうなると、次回の予約の3月まで行けそうにありませんので、せめて、画像で振り返りたいと思います。

すぎたさんは、つまみとにぎりで構成された、おまかせコース17000円(税抜き)のみです。
追加注文はできますが、基本はこのおまかせです。その季節の旬の食材を、つまみとにぎりで頂くことができます。

まずは、軽いおつまみのようなものが出てきます。この日は銀杏でした。

しまえびです。ねっとりとした食感。鮮やかな赤いエキスで、箸が赤く染まってしまいました。

次にかつおの漬けが出てきました。

次に牡蠣。「海のミルク」って言葉がピッタリくるようなビジュアルです。
小さいお皿に少しずつ運ばれてくる、旬の食材たち。名残惜しいような、次の料理が楽しみなような…複雑な気持ちになります。

鰯巻き。この、中心にアサツキを入れて、光モノを海苔で巻いたおつまみは毎回絶品です。
今回は鰯巻きでしたが、サバ巻きもおいしいですよ。

いくらの味噌漬けとしまえびの頭
お酒がすすむ系です。昼だったのでお茶でしたが・・・。

おつまみの部、最後は焼き物が登場します。今回は太刀魚でした。太刀魚、赤ムツ、えぼ鯛あたりが出ることが多いですね。私は太刀魚が一番お気に入りです。

にぎりに移る前におしぼりを替え、ガリをもってきてくれます。お茶の湯飲みは毎回取り替えてくれ、デザインも色々あるので、楽しいですよ。ガリはなくなると補充してくれます。甘さ控えめで、すっきりとした酸味で、パクパク食べてしまいます。

さあ、にぎりの時間が始まります。
まずはコハダから。すぎたさんのコースのにぎりトップバッターはだいたいコハダです。毎回コハダは出ます。切り込みが美しく、毎回見とれます。

そして真鯛。真鯛もだいたい出ます。

。藁でいぶしています。燻された皮の香りが良いです。

春子鯛です。真鯛の幼魚です。昆布〆にしてあり、こちらも毎回切り込みが美しく、爽やかな香り。

まぐろのヅケです。

今度はトロがきました。

サンマです。

こちらも、すぎたさんのコースではいつも出る、車海老。ほんのり温かく、海老の甘味がしっかりと感じられます。

金目鯛。黄色いものは和芥子です。

うに。こちらも毎回でます。ウニは本当にとろけるほど柔らかく、ほんとにとろけてくるので、早く口に運ばないといけません。口の中に入った瞬間、途方もない磯の香りを放出します。ずっとこの時間が続けばいいと思うほどです。

穴子はツメか塩かを選べます。写真は、塩です。
穴子は毎回フワフワ。

あとはあさり汁と玉子焼きで終了です。

玉子焼きはカステラみたいで、デザートのような位置づけです。

まだ食べたい場合は、追加で注文します。
コースに入っていないネタも結構あります。
新子があったので、注文しました。2枚づけでした。

これからもどんどん人気になり、伺うことができる頻度は逆にどんどん下がりそうですが、なんとか頑張って予約を取りたいと思います。

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