高雄でおいしいお店を調べると、結構な頻度で、興隆居という名前が出てきます。「地球の歩き方」にも載っています。ここはモーニングのお店で11時までの営業です。1954年創業の老舗。実際行ってみると、確かに並んでいました。時刻は10時半前。しかしもっと並んでいると思っていたので、想像より少ない行列に「いけるかも・・・」と私も並んでみました。
場所はココ
最寄は高雄MRTの市議会駅だけれど、ステンドグラスでお馴染みの美麗島駅からも歩いて行けます。
列は2列
列は2列あります。台湾ではこういう場合、持ち帰りかイートインかで分かれることが多いんだけど、こちらは、湯包を注文するかしないかで分かれています。左側が湯包を注文する人用の列。列の先には湯包がいっぱいあって、数を言うと、お皿に乗せてくれます。写真を撮っていないんだけど、湯包以外にもメニューが豊富で、台湾モーニングの定番、蛋餅、大根餅など、ひととおり揃っています。
そのあとは流れに身をまかせて中のほうに入っていくと、右側の「焼餅」と書いてある、湯包を注文しない人と交互にそのほかの注文を受け付けてくれ、会計をします。
行列なので、注文は時間がかかるけれど、席は意外にも空席があります(相席ですが)。地元の人は持ち帰りの人が多いみたいです。カタコトの日本語が通じる方がいて、「ここで食べる?」と聞かれ頷くと席を探してくれ、「あそこ空いてる!」と教えてくれました。
美味しかったものを紹介するよ
冷豆漿(半糖)と湯包
ホテルで食事を済ませた後だったので、軽く冷豆漿(半糖)と湯包のみ(どちらも15ドル)にしました。店内の熱気に興奮して、湯包にタレをぶっかけてしまうという奇行に走ってしまいましたが、これはこれでおいしかったです。醤油ベースのあっさりとしたタレでした。豆漿加蛋(ミルクセーキの豆乳版かな?)なんてのもあって気になりました。
豆漿は写真のとおり、「全糖」「半糖」「無糖」と3段階で砂糖の量を調節できます。半糖も結構甘いかったです。
入口の脇では湯包がどんどん蒸しあげられていきます。蓋を開けたときの蒸籠からのぼる湯気が凄まじかったです。こうやって少し冷ましてから、お店の中に運ばれるようです。
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