旅行中に時間ができたので、フラッとカタルーニャ音楽堂へ行ってきました。
行きたいな、とは思いつつ、予定には入れていなかったんですけど、バルセロナ中心地にあって、ちゃちゃっと気分次第で組み込むことのできる立地です。カタルーニャ音楽堂はガウディの師匠であり、ライバルだった、リュイス・ドメネク・イ・モンタネールの最高傑作。世界遺産にも登録されていて、モデルニスモ建築の中でも最高に美しいと言われています。
場所はココ
交通の便が凄くいい場所にあります。カタルーニャ広場にも近いです。最寄は地下鉄ウルキナオナ(Urquinaona)駅が一番近いけれど、他にも最寄り駅がいくつも。私は、カサ・バトリョとカサ・アマトリェールの外観を見学した後に歩いてここまで来ました。
ガイドツアーについて
カタルーニャ音楽堂はバルセロナでも人気観光スポットの一つ。
一人でフラフラっと見学するのではなく、見学ツアーというものが、英語であれば大体1時間置きに開催されています。イタリア語など他の言語もありけれど、日本語はありません。所要時間は大体1時間。18€。
見学ツアーは大体15時の部で終了します。夜はコンサートタイム。
8月のみ18時まで。
この日はオフシーズンで平日ということもあって、到着して1分後のツアーに滑り込むことができたけど、普段は入場券売り場には行列ができているそうで、公式サイトで事前にチケットを購入したほうが良さそうです。21日前(3週間)なら安くなります。
ネットで予約をしなくても公式サイトは開催時間の確認に役立ちます。予定も立てやすくなりますね。
購入時点でツアーの時間を過ぎていたので、もう集合場所には誰もいなかったけれど、チケットを近くを歩いていたお姉さんに見せたら、こっちよ、と案内してくれました。そしてこのお姉さんこそがこのガイドの担当の人でした(^ω^)
ステンドグラスが素敵な階段を上がってホールへ向かいます。
ぞろぞろと(笑) 英語ツアーの参加者たちは色々でした。英語圏をはじめ、ロシア語圏・中国語圏・韓国・日本・・・と様々。ガイドさんの英語はハキハキとゆっくり目で聞き取りやすかったです。
上から見た階段ホール。グエル邸も美しかったけれど、こちらもスゴイ!
コンサートホール
コンサートホールは、思っていたよりこぢんまりとしていました。公民館みたいな規模ですかね。そして、このコンサートホールは現役で、ちょうど、子供の発表向けのコンサートが行われていました。このほかにも、色々な催し物が行われているそうで、ガイドツアーに参加する以外に、ここで行われるコンサートを見るという方法でも、このカタルーニャ音楽堂を楽しむことができるそうです。
ただ、コンサートは通常、夜行われるので、照明の影響でレリーフや装飾類の見え方が、昼間の自然光で見るものとは違ってくるそうです。
天井のステンドグラス。真ん中が隆起している立体的なステンドグラス。
コンサートが終わったらあとは、下に降りてホールを鑑賞。
下に降りてくる前に座った3階席を見上げると、こんな感じ。
舞台の上。
規模はこぢんまりとしているけれど、細部まで美しく見とれるコンサートホール。この世界観を作り出すのにちょうど良いサイズなんでしょうね(*´ω`*)
見学してみて、次回はここで音楽を聴きたいな~なんて思ってしまいました!
休憩室も見学
最後に休憩室にも案内してもらいました。ここは、コンサートを観に来ても入ることのできない場所なのです。
外のバルコニー。タイルの貼られた柱がとってもかわいい!恰好のインスタ映えスポットで、自撮りしたりする人が多いそうですが、この回の参加者は年齢層高めだったせいか(笑)、みんな柱の写真を撮ったり、タイルの感触を楽しんでました。
見学ツアーは色々な説明を聞けて良いけれど、自由に見学したいなぁとも思ったり。初回はいいけれど、次に行くときはのんびり建物の中を散策したいな、と思いました。