関西万博 フランス館:すべては「手」から始まる・・・LVMHによるゴージャスで実直な世界観を満喫

大阪
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関西万博で人気のパビリオンのひとつ、フランス館にも行ってきました。フランス館は待ち時間が2時間ともいわれているけれど、夕方から並び始めれば20分くらいで入れました。並ぶ場所は3つくらいありますね。本当にわかりずらくて、でもスタッフさんが目を光らせてるので、割り込みとかはほとんどなかったんじゃないかな。

ちなみに、前日にもフランス館を狙ったんですけどさすがに遅すぎて並びが終了してました。でもこの時間のライトアップはとても素敵でした。隣はアメリカです。

フランス館はブーランジェリー(パン屋)も人気ですよね。パンの行列はパビリオンへ入る行列とは別にあります。メゾンカイザーが監修してるとのこと。

フランス館のテーマは「愛の賛歌」。まず出迎えてくれるのはキマイラ像。ノートルダム大聖堂の火災を免れたキマイラ像。その本物です。後ろにあるタペストリーは「もののけ姫」のワンシーン。

そして多くはLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)、とってもゴージャス。まずはルイ・ヴィトンの部屋。建築家の重松象平さんによるもの。

これ、全部、ヴィトンのモノグラムのトランクケースなんです。全部で84個あるそう。天井の鏡まで映ってるので、もっと多く見える・・・無限ルイヴィトン状態。

下も・・・。ルイヴィトンのラビリンスですね。

トランクのスフィア。真っ白なスーツケースにプロジェクションマッピングを投影しています。

庭に出ます。フランスというよりどこか日本庭園のような。中央の木は盆栽のよう。

そしてこの木、樹齢1000年のオリーブ「若さの木」!これもフランスから持ってきました!

クリスチャン・ディオールのエリアは真っ白!シルエットのスケッチを立体的に表現したトワルは約400!これには、みんなかわいい~!の声を上げますよ!

そしてワイン。アルザス地方のワインづくりを映像で解説する部屋。ぶどうのライトがかわいい。

そして最後の部屋。

つながっているのはモンサンミッシェルと厳島神社。これもプロジェクションマッピングで美しく輝きます。これがとくに感動したなぁ・・・。

こちらはノートルダム大聖堂と首里城。

あと、ロダン美術館から運び込まれてきたロダンの「手」がどの部屋にも飾られています。ロダンだけで一つの部屋を作るのではなく、すべての場所に置いているのは、すべて、「人間の手から生まれた」ものであるという意味が込められているそうです。バッグ、ドレス、ワイン、長寿オリーブ・・・それらすべて、人の手によって作られたり、守られているもの。

合わさる手

LVMHって日本人からすると、ハイブランドのひとつなんだけど、フランスにとってはその存在が国の宝なんだろうなぁ・・・。フランス館を出ると2つの像がありました。左はレオチャレスの模写「ベルヴェデーレのアポロン像」、右はカリマコスの模写「アフロディーテ」。

こちらはアントニオ・カノーヴァ「エロスの接吻で目覚めるプシュケ」。どれも本物はフランスの美術館に所蔵されています。模写とはいえ、こんなところにポンと置いちゃうなんて(笑)

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