ちょっと順番が逆になってしまったのですが、この前投稿した「林珈琲」。その林珈琲が入っているのが林百貨です。林百貨の公式HPはこちらです(日本語ページのはずだけれど、微妙に日本語じゃない・・・)
林百貨は昭和7年に日本人の林方一という人が創業した、デパートです。
残念ながら創業者ご本人は、開業直後に病気で亡くなり、その後終戦までデパートとして営業していたそうです。
1945年に大規模な空爆で損傷し、廃業。その後いろいろ経て(省略)、2013年にリノベーションし、台南のお土産を扱った商業施設になりました。
昼間行きましたが、夜景も凄く素敵です。(日本に帰ってきてからInstagramで見ました・・・^^;)
見てるだけでも楽しい台南土産の数々
1階は食品系のお土産が売っています。中もレトロで素敵です。
2~4階は雑貨や、洋服、工芸品などを扱ったフロアです。バッグなんかも売っています。
一番下でお話しますが、林百貨では「合成帆布行」の商品をいくつか扱っています。
4階には奥に例の「林珈琲」があります。
5階は台南料理のレストラン。
6階は屋上。
当時、ここのエレベーターは、台南で唯一の近代的エレベーターだったそうです。それを再現したのかな?このエレベーター、来るのも行くのも、扉が開くのもおっそいです(アセ)
せっかちな私は、1~6階を階段で行き来していました。疲れました(笑)
戦争の爪あとの残る屋上。神社も
最上階6階には、屋上があります。こちらには庭園や神社があったそうで、神社は今も残っています。小さな神社。
当時は非公開だったそうですよ、この神社。
1945年に大規模な空爆があり、林百貨も酷く損傷したようで、改装した今も屋上にその爪あとを残しています。
砲弾跡です。
雑貨屋さんもあります。マスキングテープやクリアファイルなどが種類豊富で、林百貨オリジナルの文房具系中心です。
2周年記念の時のものらしいです。レトロな絵がかわいらしい。
合成帆布行の商品もあります
林百貨に行く前に、合成帆布行で帆布のバッグを物色しに行ったんですが、そこでいくつか気になるバッグを見つけて、ただ値段が書いてないので、聞いてみるとどれも非売品だと言われ諦めました。
そのバッグ。林百貨に売ってました(ノ∀`)
そのうちの一つを買いました。これです。林百貨に売ってるなら教えてよ!って感じなのですが、あそこにいる方たちは職人さんで、あの場所はあくまで作業場で、ついでに店内の商品を売っているだけという感じなので、どこに自分たちの商品を置いてるかはわかっていないというか、興味もなさそうです(;’∀’)
これ、かわいいですよね。台南の地図がプリントされてるんです。合成帆布行で見かけてほんとに欲しかったんです!580元でした。
林百貨ではこのほかにも合成帆布行の商品を売っていました。
合成帆布行では見かけなかったものばかりなので、こちらの帆布製品が欲しい人は林百貨も見てみると良いですよ。