横浜に行くと必ず立ち寄るのが山下公園。氷川丸を見るのが好きなんです( *´艸`) いつか中に入ってみたいと思ってました。いや、入るなら隅々まで見たくて、そうなるとある程度時間が取れないと・・・というわけで今回ようやく。2時間用意していきました。さすがに2時間は居なかったですけど、この船、見どころがいっぱいで、別に2時間居られるぐらいでした。

氷川丸は日本郵船が1930年にシアトル航路用に建造した船で、重要文化財に指定されています。すでに船としての役割は終えていて、ここで、博物館として公開されています。戦時中は海軍特設病院船として使われ、戦後は貨客船に戻って1953年にふたたびシアトル航路に復帰。1960年に引退するまで太平洋横断が254回、船に乗せたお客さんの数は約25,000名。



階段を上がって中へ。受付があり、そこで料金を払います。大人300円。
配置図

まずは一等客用のフロアですね。


一等社交室。これと似たような一等喫煙室もありました。



一等読書室

一等児童室

そして一等客室

思ったよりこぢんまりとしてますね。ベッドの上にあるのは飾り毛布で、どの部屋にもあって、それぞれモチーフが違って面白かったです。当時、この飾り毛布はとてもよろこばれたそうです。

一等客室の中でも貴賓室は隣にも部屋があって倍ぐらいありました。窓もステンドグラス。(右の影なんだろう・・・私の指かな・・・)

客室のあるフロアにはこういった丸窓があって、外の景色をながめられました。当たり前ですが、みなとみらいです(笑)

ちなみに3等客室はこんな感じ。二段ベッドです。階下にあるので、フロア全体が暗い感じでした。

このほか博物館エリアがあって、この氷川丸に乗船した偉人達が紹介されていました。いろいろ居ましたが、やっぱり私は加納治五郎先生のところで足が止まりました。


当時使われていた道具も展示されてました。ホグホーン。


手荷物用ラベル。これはエモい!

航行スケジュールなんかもあるんですよ・・・。

デッキを上がると操舵室があります。






ちなみに氷川丸という名前は氷川神社からつけられた名前だそうです。


氷川丸、見学の最後は機関室です。こんなに見せてくれるの?!っていうくらい隅々まで見学させてくれます(笑) あんまり写真撮ってないんです。興奮しすぎて動画ばっかり撮ってた…いつか動画を編集してTiktokかYoutubeのアカウントで黙々と垂れ流しましょうかね・・・(怖)

赤い矢印のところが海水面だそうです。



天気は悪かったんですけど、移動中に見える景色もとても良くて、途中、大雨が降って来て遭難した船に乗ってる気分になりました(笑)




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