空也(銀座):夏目漱石の小説に出てくる空也餅は素朴で優しい和菓子だった

東京
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久しぶりに空也の最中を食べたいと思って予約しようと思ったんですけど、よく考えてみると時は1月中旬。限られた時期にしか食べられない、空也餅が販売されてる時期じゃありませんか。というわけで空也餅を事前に電話で予約しました。開店10時前に着くと、既に6人ぐらい並んでいました(*‘ω‘ *)

ちなみにこちらの最中や空也餅は前日までに予約必須で、予約しないと買えない!と言われていますが、開店直後に行くと空也餅もドンドン出てきて予約なしで買えていました。お昼ぐらいまでなら予約なしで買えるという情報も。予約分を除いて売り切れると入口脇の壁に「売り切れ」と張り紙があります。

でも、せっかく予約できるので、事前に予約したほうが安全です。
予約品はあらかじめ棚に待避しておいてくれるので、すぐに受け取れるのも良いです。
予約した人も当日の人も列に並んで買います。

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場所はココ

並木通り沿いにあります。ちょっと目立たないので、開店前に着くと暖簾も出ていないので通り過ぎてしまうかも。

美味しかったものを紹介するよ

空也餅

最中は10個からだけど、空也餅は1個単位で買うことができます。1個250円。4個入りの箱は既に用意されていて、予約なしの人が買っていました。なのでもしかしたら予約しないと1個単位では買えないかも・・・。最中を諦めたのは理由があります。それはこの空也餅が日持ちしないためです。当日中に食べないといけません。というか、開封したらさっさと食べないといけません。どんどん乾いていくんです!まさにナマモノ!

これがその、ナマモノ。空也餅です。夏目漱石の『我輩は猫である』にも登場する空也餅。

コロンとした小さ目サイズの空也餅。お米のツブツブ食感がしっかりと残っていて、やわらかい。お餅はハヤリのしっとりもっちりタイプではなく、ちょっとポソッとした感じ。素朴な甘さ。中にはこれまた甘さ抑えめの粒あんがたっぷり。香りがよく、お茶請けにも良いけれど、意外に日本酒との相性も良かったです。

空也餅が買えるのは11月と、1月中旬から2月中旬という短い期間。今を逃すと次は来年の秋!いそげ~(*‘ω‘ *)ノ

空也最中

空也最中のおいしさは言うまでもなく。箱は自家用箱と化粧箱、木箱の3種類があります。
自家用箱はこんな感じで入ってます。10個入りです。私の小さ目の手で持つとこんな感じ。コンパクト。1週間日持ちします。

箱によって値段や個数が少し違います。

個数  化粧箱    自家用箱  木箱
10個  1,130円   1,030円  ー
15個  1,645円   1,545円  ー
20個  2,210円   2,060円  ー
24個  2,620円   ー     ー
30個  3,290円   3,090円  3,800円
40個  4,420円   ー     ー
50個  5,550円   5,150円  6,100円
75個  8,200円   ー      -
108個 ー     ー    12,500円

1つ約100円ということになりますね。小さ目サイズ。間にはしっとり滑らかな粒あんが挟まっています。粒あんは甘さ控えめで、軽い食感で、1つ、もう1つといくつでも食べられそうな感じ。上品で飽きのこない味です。開封直後の最中はパリッとしていて、これはこれで美味しいんですけど、密封容器に入れて2日くらい経って、あんこの水分を含んで少ししっとりとした状態が一番好きです。箱に入れたままにしておくとどんどん最中が渇いて行くので注意です。

お店について

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