昨年の終わりに閉店してしまいましたが、鎌ヶ谷大仏駅ちかくに「天庵」という、週末しかやっていないおそば屋さんがありました。
住宅の１階を改装したお店にはたくさんのお客さん。玄関で靴を脱いであがります。
営業時間は11時30分～14時30分だったのですが、人が集まってしまうためか、実際の開店時間はそれよりも早く、お蕎麦がなくなり次第終了で、結局そのお蕎麦がなくなるのがとても早く、初めて行った時にはすでに営業終了していました。
店内はカウンター席とお座敷があります。どこか遠くの田舎に来たような、そんな喉かな空気のお店。
座敷の窓から見えるお庭。こんなのどかな店内だと、待つのも苦にはなりませんが、目の前で調理が見られる一枚板のカウンター席もうらやましい･･･。
メニュー。こちらのおそばはつなぎを使わず、水だけで打った十割そば。老夫婦が二人（＋女性一人）でやっているので、品数は多くなく、待ち時間も長めでした。
ここでいただいたのは、天ぷらせいろ（1700円）。そばつゆが付きますが、ごまだれでも食べてみたいと思った私たちはごまだれも追加でオーダー。メニューにはありませんでしたが、対応してくださいました。
つるつるでのど越しの良い天せいろ。
天ぷらはいんげん、茄子、えび、かぼちゃなど。衣はサックリとしていておいしかったです。
そば湯。カップに入っているのはお箸のかたわれではなく、下に濃いのが沈んでしまうそば湯をかき混ぜるためのマドラーです。なので、すごく濃いのかな？と恐る恐る飲んでみましたが濃くはないです。サラッとしていました。沈殿しやすいんですね。
老齢のため、お店を畳まれたそうです。お疲れさまでした。
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