夏に台北を旅行した時、3月に開通した、台湾桃園国際空港からMRTに乗って台北駅まで行ってみました。
空港の第1ターミナルに到着し制限エリアを出ると早速、”桃園機場捷運”の案内が。わかりやすい。
空港から機場第一航厦駅へ
この矢印に沿って歩いていく途中で、”桃園機場捷運服務”というカウンターがあります。
ここで切符を買うのかな?と一瞬思いますが”No ticket”と書いてあります。
切符を買うのはMRTの改札口です。が、こちらでは、悠遊カード(EasyCard)の購入ができます。逆に、MRTのところでは、夏の時点で悠遊カードが買えませんでした。空港で悠遊カードを入手したい人は、こちらで。
MRTの駅までは結構遠いです。バスターミナルよりさらに遠い。
途中、「新東陽」というフードコートがあります。
入国から10分ほど。ようやくMRTに到着です。
改札前。ラッシュ時間を想定してか、かなり広いです。でも券売機は少ない(笑)
トークンを購入してMRTに乗ることもできますし、悠遊カードへのチャージもできます。但し、入れた紙幣が全額チャージされてしまい、おつりが出ないので注意。
路線図
こちらがMRTの路線図。
だいたい15分置きに出ています。時刻表は公式サイトのこちら(日本語)で検索できます。
料金
台北駅までは大人160元。普通車・直達車とも同額です。バスが125元なので、あんまり変わらないですね。
Wifiと充電は車体による
電車の中。新品なので綺麗です。ピカピカ。
スーツケースなどを置く台も用意されています。
Wifiや充電が使えるという情報を聞いていたんですが、私が乗ったものは、どちらもありませんでした。
台北駅で他の路線との距離が遠い
所要時間最短35分で到着するMRT空港線ですが、1つだけ大きな残念ポイントがあります。
このMRT空港線、他のMRT線とは別の駅といっていいぐらい離れており(東京駅の京葉線みたいな・・・)、どちらかというとMRT北門駅に近かったです。
というわけで、板南線や淡水信義線の乗り換えをするには向きません。北門駅から松山線に乗りたいという人には良いと思いますし、高鉄や台鉄を使うにもまずまずいけると思います。
淡水信義線に乗り換えたかったので、「ないわー、ないわー」とブツブツ言いながら歩いてました(笑) MRTを乗り換える予定ならバスのほうが良さそうです。
良いところ
・地下鉄はバスに比べて時間が正確
・最短35分で台北駅-台湾桃園国際空港を移動できる
・チャイナエアライン・エバー航空などで台北駅でのインタウンチェックインができる
・MRT北門駅が近い(MRT松山線)
良くないところ
・MRT台北駅が遠すぎる(MRT板南線・淡水信義線を使うには不向き)
・最短35分と言いながら、台北駅-台湾桃園国際空港は快速で40分弱、普通車で50分強かかる