台湾料理のひとつ肉圓(バーワン)を食べようと降り立ったのはMRT龍山寺駅。
駅から歩いて5分ほどのところにある、こちらの蘇家肉圓油粿というお店です。その名の通り、肉圓のお店です。
店の外から見える位置に厨房があります。火曜日が定休日です。
場所はココ
龍山寺駅から近いので龍山寺観光の前後に行けるのが良いです!
肉圓とは?
これが肉圓。肉圓というのは肉団子みたいなものです。
さつまいも粉や米粉・タピオカ粉等で作ったもっちりとした生地にお肉や栗や筍・しいたけなんかも入っています。初めて食べたとき衝撃的だったのは、これ、揚げてるんですよ。
その割に脂っこさは感じません。台湾グルメはしれっと高カロリーだから怖い(笑)
メニュー
こちらがメニュー。【この写真は2017年に撮ったもの。2018年6月時点で、ほとんどがこのメニューより5元値上がりしています。6月に撮った下の伝票の写真を見てください。変わってないのは油粿と総合湯くらいかな?】
注文票があったので、それに書いたら良いのかな?と取ろうとしましたが、この厨房の前で口頭でオーダーを取っていました。空いていたからかな?混雑していたら、注文票が活躍するのかもしれません。メニューは御覧の通り、少ないです。サバヒーもあります。
【この伝票は2018年6月に撮ったものです】お店の人が注文したものを伝票に書いて配膳したらチェックを入れていき、料理が全部そろったらテーブルに置いて行きました。お店を出るときにこれをもってお会計です。
店内
店内。結構広いです。全て4人掛けの席です。
殺風景なお店ですけど、赤い客家布が敷かれていてテーブルの上はぱっとあかるい感じに。やっぱり客家布はいいですねえ。
料理の紹介
もっちり肉圓
こちらが肉圓(45元)。もちもちとしたお餅のような生地に包まれた中にお肉が見えます。ほかに栗・椎茸・筍など。たれは甘じょっぱくてクセがなく、食べやすいです。ちょっと味噌っぽいコク。(味噌はたぶんは入ってないと思いますが・・・)
このもちもちした生地が美味しい・・・。タピオカ粉も使っているそうです。納得。
油粿
肉圓以外に店名にも入っている、油粿(35元)。油粿というのはタロイモです。
タロイモにかかっているのは味噌ダレ。結構甘め。
中を割ってみるとこんな感じ。油粿はタロイモの中に具を詰めている食べ物と聞いていたんですが、ほぼタロイモでした。大きなイモでした(笑) でもホクホクして美味しかったです。
結構水分を取られるので、スープを注文したほうが良いですよ。
もつの旨みたっぷり四神湯
こちらは四神湯(50元)。豚のモツ(小腸が多い)がたっぷり入ったスープ。ハトムギも入っています。白濁したスープは生姜が効いていました。あと生薬っぽい香りも。モツは臭みがないし、このスープ自体がモツのだしが出ていて美味しい。
小肚湯
こちらももつのスープ。小肚湯(50元)です。豬肚湯(50元)もあって、いまいち違いが判らないんですけど、これも豚のもつです。ハトムギも入ってます。四神湯のほうが生薬のような味がするのに対し、こちらはあっさりともつのだしが効いたスープ。またこちらの方が色々な部位が入っています。
乾麺
炭水化物のなかで気になった乾麺(35元)は見ての通り、汁無しの麺(ソフト麺みたいな麺)とたれだけで具無しのシンプルな一品。量はそんなにないので、ボリューミーな肉圓や油粿のおともにも良いです。日本の混ぜそばと同じ要領で混ぜて食べます。ちょっとソース焼きそばを食べてる感じ?です。具無しと言いましたが正確には下に少しだけもやし等が入ってます。
具も少なく、味は単調なので、途中で飽きてきます。そこで、卓上にある辣油の出番です!
ちょろっと乗せて又混ぜ混ぜして食べるとビリビリして美味しいです。ま~これは写真用でこの後ザクザク乗せました。ヒーヒーして美味しい(*’ω’*)
龍山寺観光前後に立ち寄るのに便利な立地です。
一人で食べるのにオススメな量
私も毎回ここへは一人で行っていますが、女性が食事としてフツウに食べるのにちょうど良い量は、肉圓・油粿・麺類など料理のどれか1品と、スープ1品で、まあまあお腹が膨れるかな、程度です。お腹が空いていればあと1品入るかな。このお店の魅力を知るには、肉圓・油粿・四神湯の3点セットでマチガイナイ!
台湾のスープの値段は料理と同じか、むしろそれより高いくらい。でもそれも納得な具だくさんなスープなので、スープ自体が結構お腹にたまるのです・・・。
お店について
住所/台北市三水街109號
営業時間/10時~20時
定休日/火曜
更新履歴
2017/12/14 新規作成
2018/09/25 値上がり反映、乾麺と油粿を追加