京都には、”琥珀流し”という魅力的な名前を持った絶品甘味があるんですよ。
この魅惑のスイーツを出しているのは大極殿本舗 六角店という和菓子屋さん。お店の奥に栖園という甘味処を併設しています。慶応元年建築の町家を利用した建物は本当に素敵。暖簾も季節ごとに変わるんですよ。風情のある建物が多く立ち並ぶ通りにあっても、このお店の凛とした佇まいはひときわ目立ちます(*’ω’*)
琥珀流しというのは、プルプルの寒天の上に月替わりの蜜をかけたスイーツ。というわけで蜜は12種類。写真は10月で柿。お店の前にあるサンプルも毎月変わります。
お店に入るとまず、売り場があって、奥にイートインスペース。満席の場合は、名前と人数を書いて待つことになります。
場所はココ
最寄駅は烏丸駅と烏丸御池駅。中間ぐらいにあります。
店内のようす
イートインスペースは2人がけのテーブルがメイン。お座敷もあるみたいです。
席からは中庭が眺められます。小さい中庭。箱庭みたいで素敵。私が「京都に来たなぁ」としみじみする瞬間はやっぱりこのお庭を眺めながら琥珀流しを食べる時です。
メニュー
メニューです。裏表があります。こちらが単品メニューです。琥珀流しは660円。
セットメニューもあります。琥珀流しとミニわらび餅や小碗ぜんざいとのセットがあります。
美味しかったものを紹介するよ
琥珀流し<柿>とミニわらび餅
琥珀流しも美味しいんですけど、栖園はわらび餅も美味しいんですよ・・・プルプル系が得意なんですね(^_-)-☆ その2つがセットになった、琥珀流しとミニわらび餅(1,050円)。ボリューム的にもちょうどいい。
琥珀流しです。ほんと上品で美しい! ”琥珀流し”という美しい名前にも納得してしまうぐらいのビジュアル(*´ω`*) シロップも透き通るような甘みと素材の味で絶品。柿だと色も琥珀っぽい。シロップが甘いためか、柿の果肉は甘さ控えめ・硬めのものがトッピングされてました。
フルフルさでは、本わらび粉を使ったわらび餅も負けてません。普通サイズで食べたいぐらい。
琥珀流し<さくら>と小碗ぜんざい
これは4月のさくら。桜蜜のかかった琥珀流しはまるで桜餅!優しいピンク色がキレイ。食べるお花見だな、これは。
下にはあずき。
琥珀流しと小碗ぜんざい(1,200円)にしたので小碗ぜんざいがつきました。小さ目のお椀に甘いぜんざい。小豆たっぷりでお餅も入ってるので、結構お腹がふくれます。お餅がちゃんと焼いてあるので香ばしい。
琥珀流しの蜜フレーバー一覧
琥珀流しの蜜は月替わりで、1年を通じて四季折々のフレーバーが楽しめます。
1月白味噌、2月ココア、3月甘酒、4月桜蜜、5月抹茶、6月梅酒蜜、7月ペパーミント、8月冷やしあめ、9月葡萄、10月栗とあずき、11月柿、12月黒豆
行く季節がだいたい同じなのでなかなか難しいけれど、いつか全部制覇したい(*^_^*)
お店について
ホームページ・SNS等
更新履歴
2017/11/03 新規作成
2018/04/04 桜の琥珀流しを追加
2020/08/09 全体をリライト