ずっと目黒にある焼き鳥屋さん“鳥しき”に行ってみたかったんですけど、とにかく予約が取れないので、業を煮やしてそそこで6年間修行したという方が開いたお店に行ってきました。
スカイツリーの麓にある、焼鳥 おみ乃というお店です。外観は焼き鳥屋さんというより、料亭のような感じですね。
おみ乃といえば、先日のミシュラン東京2020で一つ星を取得されましたね。ただでさえ予約取りずらかったのに今後ますます大変になっちゃいますね(*’ω’*)
店内は焼き場を囲むようにコの字型のカウンターのみ。こちらのお店では契約農家から仕入れた伊達鶏を使ってるそうです。予約は電話でもできるそうですけど、ネット予約のOmakaseが便利です。
場所はココ
地下鉄押上駅から歩いて5分ほど。住宅街にひっそりとあります。
基本はおまかせコース
料理はコースのみ。コース以外に一品料理等の追加注文はできるそうです。日本酒はこれ以外にも色々あるとのことで、注文するときにオススメを聞きました。あと、これとは別にワインリストもあります。
飲み物
1杯目はビールにしました。一緒に行った下戸さんが少し飲みたいというので中瓶を。サッポロラガービール中瓶(700円)。赤星です。ちいさめのグラスなので、ちょこっと飲みたい人と飲むのにちょうど良いですね。
2杯目には日本酒を。メニューにはない、おすすめの賀茂鶴 広島錦 純米酒。
“ストップ”というまで焼き続けるコース
こちらのコースは一品料理は最初のお新香と焼き豆腐の2品のみで、あとはストイックに焼き物を食べ続ける構成です。ちなみに”ストップ”と言っても、焼いてる分については引き取らないといけないみたいです。なので”ストップ”は早めに(笑)
焼鳥コース
飲み物が出た後、まず出てきたのは、お新香とおかわり自由の大根おろし。大根おろしは粗くすりおろされた鬼おろしタイプでザクザクした食感とほどよい辛味が良いです。お新香は漬かり具合がちょうどよく、この後の焼き鳥に期待が一気に高まりました!
最初の串物はレバー。中はレアに焼かれたレバー。臭みは一切なく、それでいてワイルド。
ささみ。外はしっかり火が通ってるけれど中はレア状態。
ホクホクの銀杏。ちょっと塩加減強めなのでお酒が進みます。
厚揚げ。厚揚げは苦手なんですけど、これは絹ごし豆腐をこんがり焼いたような感じで凄く美味しかったです。薬味もたっぷり。
蒸しつくね。これはコース外です。ほろっと崩れるつくねが最高です。
砂肝。これも焼き加減がバッチリでシャクシャクした食感が良かったです。
マルハツ。外は香ばしく、中は弾力があってブリンブリン。
大きなどんこ。口の中に広がるどんこエキス。噛めば噛むほど味わい深く・・・椎茸好きにはたまらないです。
せせり。脂が乗っていて弾力があります。もし、この日のベスト串を決めるとしたら、これかな?
石川芋。
カッパ。軟骨のコリコリ感と炭火の香ばしさの相乗効果で更に美味しく感じました。
香ばしいつくね。
うずら卵。うずらの半熟卵なんて初めて食べました!噛むととろーりと口の中で黄身が決壊します。
最後のほうで食事メニューを選びます。そぼろ丼と親子丼をチョイス。
そぼろ丼
そぼろ丼。食事には鶏スープがつきます。このスープが滋味深くおいしい!
そぼろは軟骨が入っていてたまにコリコリッとした食感があって楽しい。味付けはちょっと濃いめでした。でもそんなそぼろが霞むぐらい、海苔がべらぼうに美味しかったです(笑) たぶん今まで食べた海苔の中でダントツに美味しい・・・。
親子丼
こちらは親子丼。とろとろ半熟卵。もうちょっとレアでもいいかな?と思うけれど、これもおいしい。親子丼も味付けが濃い目。
焼鳥コース(続き)
最後に鴨を食べてストップ。最後に食べたこの鴨が噛み応えがあって美味しかったです。結構お腹いっぱいだったので、もうちょっと前半のほうで食べたかったです。
最後にマスカット。
予約時間に席が空かず、食事の時間が1時間弱しかなかったというのもあるんですけど、焼き物が食べるペースよりも早くガンガン出てくるというのは、ちょっと疲れてしまいますね(;^ω^) 最後に”美味しかった”より”疲れた・・・”という感想が勝ってしまいました。ほぼ”焼き鳥だけ”って言うのもやっぱりちょっとしんどいのかも。
お弁当を持ち帰ってみた
おみ乃では持ち帰り弁当もやってるとのことで、食事の最初のほうで注文しておきました。たぶん2,000円ぐらいです。串が4本分と、そぼろで構成。
コースでは食べられなかったアスパラがあり、しかも太くて美味しい。うずら卵はやっぱり黄身がレア。焼き鳥も美味しかったんですけどなんといっても、このそぼろがやっぱり美味しい。ちょっと生姜もきいてました。これ、普通に普段も買いたいんですけど、やっぱり食事をしないと買えないのかな?
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