先日、築地場外にある「吉弥」という穴子料理の専門店にお誘いを受けて行ってきました。
築地というと、朝ごはんやお昼ごはんを食べる場所というイメージが強いんですが、場外には夜もやっているお店がたくさんあります(^^)
築地の仲卸が経営する穴子専門店「吉弥」
吉弥はその中でも、20時閉店と、閉まるのが早いのですが、穴子の仲卸、「芳野」がやっているだけあって、おいしい穴子料理を食べることができます。
小さいお店ですが、1階はカウンター席、2階はテーブル席になっていて、人数が揃えば貸し切りもできます。というわけで、今回、貸切でコースを楽しんできました!
夜は木・金であれば予約なしでも入れますが、月~木は4名以上での予約のみの営業となっています。
コース料理の場合は木・金でも予約が必要になります。
もちろん、コースは穴子づくし!
お店は波除稲荷神社の斜め向かい
お店は晴海通りから波除通りを入って右側にあります。ちょうど、波除稲荷神社の斜め前です。
これが穴子尽くしディナー
穴子料理なんて、穴子の握りや天ぷらくらいしか思いつかないので、「穴子だけでコースが作れるの!?」と疑ってしまいましたが、見てください!本当に穴子づくしなんです!
ちなみに、コースは7000円~となっています。
■穴子三種の小鉢
ひじき、煮凝り、もずく。もちろん、すべて穴子が入っています。
■枝豆すり流し 焼き穴子添え
■刺身:鮪・ヒラメ・赤貝・すみいか
さすが、築地。穴子以外のお魚もすばらしいんです!特に赤貝の香りったらたまらない・・・!
■刺身:穴子の湯引き、昆布締め、洗い
穴子がお刺身で味わえるのも、専門店ならでは!というか生まれて初めて食べました!穴子のお刺身!しかも3種類です。それぞれに専用の醤油が用意されていました。
昆布締めが一番気に入ったかな。
■穴子真丈 山葵 銀あん
■伝助穴子 白焼き 黄身焼き 肝を添えて
これが今回のコースの目玉。伝助穴子という、とても大きな穴子で稀少だそうです。それを使った一品。
■穴子天ぷら
やはり穴子の天ぷらは鉄板です。外側はサクサク、中の穴子はしっとり。吉弥のコースは2回目ですが、前回も天ぷらに感動したんですよね。
■うざく風サラダ
素敵な断面。
皮を剥いたきゅうりで穴子を巻いています。さっぱりとした一品。おしゃれなうざく「風」です。
最後はこちらの、看板料理、あなごの「ばかし」
ばかしというのは「化かす」ということです。穴子を鰻に見立てて作った「鰻重っぽいもの」です。最初のころは、本当に化かす気満々で、本当に鰻重っぽいものが出てきていたんですが、最近は、あまり化かす気がないようです。
穴子自体のおいしさが世の中に浸透したからかな?ちなみにこの穴子のばかしは、ランチタイムにも頂くことができますよ!
この「ばかし」は、蓋をして供されます。一緒に砂時計も渡されますので、1分間、蒸らしてから蓋を開けて食べ始めます。やわらかい穴子はほんとにおいしくて、無心になって食べてしまいました(^^)
私、嘘をついてしまいました。ごめんなさい。今気づきました( ゚д゚ )
最後の一品は穴子は使われていませんでした!
爽やかな柚子アイス
出てくる料理は季節や仕入れによって変わりますが、穴子のクオリティに満足すること間違いなし、です(^^)
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