渋谷にある、瑞兆(ずいちょう)に行ってきました。「とじないカツ丼」の元祖のひとつとして知られているお店です。土曜日の午後1時ごろに訪れたのですが、予想外の大行列に驚きました。並ぶこと約1時間。お客さんの7割くらいが外国人だったのが印象的でした。
2013年にオープンした瑞兆では、メニューはカツ丼(1,500円)のみ。ご飯のサイズ(小・中・大)は同じ価格、さらに卵の量を増やすこともできます(+100円)。
場所はココ
JR渋谷駅から歩いて約10分、神泉駅の方が近いです。同じ建物の2階には「ポークビンダルーを食べる副大統領」というお店もあります。
店内のようす
瑞兆の店内は、カウンター席が8席ほどしかない、とても狭い空間で、まるで「鰻の寝床」のような感じです。
でも明るくてすっきりとしているので窮屈かな感じはしません。
美味しかったものを紹介するよ
カツ丼
カツ丼は一品のみなので、並んでいる間に卵やご飯の量を聞かれます。店内では絶え間なく作り続けているようで、座ってから2分ほどで私のカツ丼が運ばれてきました。お吸い物もついています。
このカツ丼は、一般的な「卵で閉じたカツ丼」とは異なっていて、卵焼きがご飯の上に敷き詰められ、その上にカリッと揚げられたトンカツが乗っています。トンカツの衣にタレがしっかりとしみ込んでいて、そのバランスが絶妙です。たまごは敷布団(笑)
一見ボリュームがありそうだけど、お肉が薄めなので、少食の私でもペロリと食べられました。肉質は脂身が少なくあっさりしていて、味付けは新潟のタレカツ丼に近い感じがしました。主役は卵で、全体のバランスがとても良い一品です。
食べている途中、七味を探していたら、店員さんが気づいて持ってきてくれました。甘辛いタレと七味の辛さが絶妙にマッチして、さらに美味しくなりました。芥子も合いそうだなぁと思ったのですが、さすがに芥子はなさそうでした。
あ、忘れていましたが、卵はダブル(+100円)を追加しました。この100円は最初に支払い、食後にカツ丼の1,500円だけを支払います。
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