二二八和平公園(台北):凄惨な事件勃発の地は平和な都会のオアシスになってました

台北

台北旅行中、雨ばかりだったんですけど、小雨になったのでずっと来てみたかった二二八和平公園へ来てみました。

場所はココ

最寄駅は地下鉄台大醫院駅で、公園は広いのでどの出口から出ても公園がすぐ目の前です。でも1番出口が良いかな。台北駅や西門駅からも歩いて園内に入れます。

二二八事件も学べる憩いの場

”二二八”とは2月28日のことです。1947年2月28日に台北で起こって、そのあと全土に広がった中国国民党政権によるテロ事件のこと。日本統治時代に造られた公園で、最初は”台北新公園”という名前だったんですけど、事件後50年を節目に平和を象徴するような公園として、名前が変更されました。敷地内に、国立台湾博物館があります。

敷地内には記念館があって、二二八事件に関する展示があります。この建物は旧台湾ラジオ放送局です。二二八事件の時、このラジオ局がジャックされて始まったそうです。そのほか、第二次世界大戦時の展示もあります。10時~17時まで。入場料は20元です。

けれど、現在、二二八記念公園はそんな悲惨な爪痕を感じさせない、ゆったりとした公園です。お昼時にランチを食べている人、散歩している人、自撮りにいそしんでいる人、太極拳をしているグループなど、のんびりとしていて平和そのものです。台北101も見えます。

可愛い動物も。リスがいっぱいいました(^^)

中国式庭園。小雨が降っていたのと平日だったのとで、人はあまりいませんでした。

平和の鐘、「和平鐘」です。

二二八事件の犠牲者を追悼する慰霊碑。事件の犠牲になった台湾人は3万人弱とされているけれど、実際にはもっといたんじゃないかと言われています。

旧台湾護国神社(現在忠烈祠がある場所)にあった神馬がここに置かれています。

野外音楽堂があって、学生っぽい人たちがダンスの練習をしていました。

なぜか、屋外に充電器もありました。ちゃんと雨風しのげるようになってます。

敷地内には児童公園もあります。

ほんと、晴れた日にまた遊びに来たいですねぇ。

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