バンゲラズ・キッチン(銀座):日本で唯一のマンガロール料理店

東京

以前、芦州亭(現在閉店)に行くために銀座インズ2へお邪魔したとき、見慣れない言葉に気になっていたあのお店に行ってきました(*’ω’*)

芦州亭の上の、バンゲラズキッチン(Bangera’s Kitchen)です。お店の名前もなんだか個性的だけど、「マンガロール料理?!ナニソレ!?」って感じで、凄く気になってました。気になったのは私だけではないらしく、早速後日訪れ、更に夜の予約も取ってお食事会を開いてくれた友人の行動力凄い・・・!前回ここに来た時はこんな名前のお店はなかったよな・・・って調べてみると、2018年はじめにオープンした新しいお店。

場所はココ

銀座インズは名前こそ、銀座ってついてるけれど、有楽町駅のすぐそば。

バンゲラズキッチンは芦州亭と同じフロアにあります。看板もちょっとエキゾチック。

お店は結構狭く、20席ぐらいかな?カウンター席もあるけれど、狭いので、色々料理を注文する人向きではなく、料理をちょこっとつまみながらお酒を飲む人向き。スナックかなんかの居抜きっぽいです。

で、マンガロールとはなんぞや?

最初、マンガロールって、バンガロールのことかと思いましたが、違いました。
マンガロールはインド・カルナータカ州南部に位置する大きな沿岸都市のこと。

このバンゲラズキッチンはその、マンガロール地方のお料理を日本で唯一出すお店なんだそうです。港町だけあって、マンガロール料理はアラビア海で獲れる海の幸を多く使っているとのことで、コチラのお店でも魚介料理を使用したメニューが多いです。
ちなみに、シェフは現地マンガロールの出身だそうで、本場のマンガロール料理が食べられます。でも、最近2号店を神保町にオープンさせてたので、唯一のお店じゃなくなっちゃいましたけどね( ˘ω˘ )

マンガロールメニュー

メニューは聞き慣れないものがとても多く、未知との遭遇をした感が凄いです(笑)
でも、料理名の下に結構詳しく説明が書いてあるのと、お店の人も説明してくれるので、大丈夫。でも全部気になってしまって結局大丈夫じゃないんですけど。初回はなかなか注文が決まりませんでした(^^;)

聞き慣れないものが多いのはドリンクも同じ。こちらはアルコールメニューです。アルコールメニューは見慣れたものが多いです。が。

このお店は、ノンアルコールメニューも豊富。そして見たことのない名前が並びます。マンガロールのドリンク。これも細かく材料が書いてあるんですが、「スープじゃん?」って言いたくなるような材料のものもあって、凄く面白いです。

美味しかったものを紹介するよ

※個数を調節できるものは人数に応じて調節して頂いているので、値段とボリュームは参考までに。

コカムシャルバート

ドリンクメニューからしても、マンガロールのノンアルドリンク押しなのは感じられたし、何よりも気になってしょうがないので、コカムシャルバート(590円)を注文しました。
コカムというのは表面に浮いている赤黒い木の実のことです。甘酸っぱくて、ちょっと梅ドリンクのような感じ。塩気も効いていてスープのような感じ。

マンガロールバジ

マンガロールバジ(5個/620円)は小麦粉とひよこ豆で作った甘くないドーナツ。ゴルフボールぐらいの大きさでお腹にたまります。甘くないどころか、後からジワジワスパイスが効いてきて、今回頂いた中でもかなり辛い料理でした。添えられたココナッツチャトニで少し辛さを緩和。

スタッフドカラマリ

スタッフドカラマリ(1,396円)。いかの胴体に詰め物をして焼いたイカ好きにはたまらない一品。いかとスパイス類を細かくして混ぜた詰め物が入っています。凄く美味しい。足が香ばしい!

チキンティッカ

筒に入って登場したのは、チキンティッカ(2個700円)

一緒にミントチャトニとスパイスを利かせた野菜が来ます。

チキンはふっくらジューシーでした。

イエッティのギーロースト

イエッティのギーロースト(1,570円)。イエッティというのはエビのこと。ギー(インドのバターオイル)でローストしたもの。今回食べた中でこれが一番辛かったですね!単に辛いだけじゃなく、コク(ギーやスパイスのおかげかな?)があって美味しい。

スズキの丸ごとタンドール

季節の料理。スズキの丸ごとタンドール(2,730円)を注文したところ、本当に丸ごとだし、大きいし・・・圧巻!身がふっくらとしていて香ばしい。

バサレカドレ

バサレカドレ(1,500円)。ひよこ豆とほうれん草がたっぷりと入ったカレー。マイルドだけれどスパイシがしっかりと効いてます。

鰆のカレー

レギュラーメニューの他に旬の魚を使ったお料理もあります。その中から鰆のカレー(1,480円)をチョイスしました。バサレカドレよりはマイルドで、鰆の旨みを感じられるカレー。

ニールドーサ

カレーと一緒にいただくのはニールドーサ(2枚で610円)。米粉でつくられたモチモチとしたクレープ生地のような食べ物。

テッティビリヤニ

竹筒に入って登場したのは・・・

ビリヤニです。テッティビリヤニ(1,420円)。たまごが2個入ったビリヤニ。竹筒にごっそり入った見た目に場は盛り上がるんですけど、カレーの層とごはんの層、具の層と分かれているのか、うまいこと混ぜてよそわないといけなく、ちょっと大変。最初に取ってた人はてこずってました。スパイシーで、バスマティライスもパラパラ。とても美味しい。

キスのラワフライ

キスのラワフライ(820円)。スパイスでマリネした魚介の米粉が衣になっていて、カリカリとして不思議な食感。

今回はここでお開きになったけれど、とてもおいしく、他にも食べてみたい料理がいっぱい。特に柔らかいドーサというのが気になります。マンガロールという今まで知らなかった料理に出会わせてくれたバンゲラズ・キッチンに感謝!(=゚ω゚)ノ

<祝>開店から2年も経たずにミシュランビブグルマンに選ばれました!おめでとうございます!

お店について

更新履歴

2018/07/01 新規作成

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