函館元町(函館):赤レンガ・洋館・教会群 半日めぐりの行動記録

函館

函館旅行最終日に、飛行機の出発が17時だったので、半日、函館元町を散策しました。
忙しないかな?とも思ったんですけど、案外しっかり楽しめました(*’ω’*)
元町の洋館や教会は観光客が中に入れないところも多いので半日あれば十分だと思います。実際私がいたのは10時~14時30分(ランチも含めて)。

スタートは函館市電末広町駅で降りて、この函館西波止場からスタート!まずはあの”森”って書かれた赤レンガ倉庫群に向かいました。

波止場に停泊していた、観光遊覧船Blue Moon函館港遊覧30分で1800円。惹かれたけれど次の出航まで長かったので今回はやめました(;^ω^)

金森赤レンガ倉庫エリア

函館元町周辺で一番目立つ観光地。金森赤レンガ倉庫。赤レンガ倉庫は全国各地にありますけど、ここ元町にも。レトロな倉庫群はやっぱり素敵。

こうやってみると結構古くてヒビ跡もあります(ちゃんと補修されて耐震等は問題ないと思います)中はショップやレストランが入ってます。エスニック雑貨等のお店もありました。

この景色にもラッキーピエロ(マリーナ末広店)は馴染んでました。さすが。

石屋製菓の白い恋人ソフトクリームが食べられる、ルサマーヤ・スイーツ。この時は機械故障で食べられず。

旧函館郵便局舎

1911年(明治44年)に建築された旧郵便局舎。明治時代を代表する洋風建築で中はレトロ感をのこして改装されて、”はこだて明治館”というショッピングモールとして営業してます。オルゴールとかテディベアミュージアムがあって雰囲気があってよかったです。

日本最古のコンクリート電柱

1923年(大正12年)に造られた、現存する日本最古のコンクリート電柱。みてください!いまなお現役なんです!すごい!

電柱といえば丸いものが多いけれど、これは角錐形。当時もこれは珍しい形だったそうです。

カトリック元町教会

この後は坂を上って、元町洋館エリアへ。

まずはカトリック元町教会。1859年(安政6年)にフランス人宣教師によって建てられたのが始まり。聖堂内にはローマ教皇ベネディクト十五世から贈られた中央祭壇・壁像はがあるそうですけど、幼稚園としても現役の建物。堂内には入れません。

この後のハリストス正教会、ヨハネ教会と、このあたりに密集しているのでサクサクサクッとまわれました。

聖ヨハネ教会

1979年(昭和54年)に建てられた比較的新しい教会。ヨハネ教会。敷地が小さく、教会もこぶり。

もともとは大正に建てられていたんですけどこの教会も例外なく、木造だったころは幾度となく火事に見舞われたそうです。こうやってみると変わった形をしているなぁ、っていう感じですけど、上から見ると十字に見えるそう。当時ヨーロッパの教会では近代的とされたデザイン。ここも堂内には入れません。

函館ハリストス正教会

正式名称は函館復活聖堂。1859年(安政6年)初代ロシア領事館の付属聖堂として建てられた教会。ロシア風ビザンチン様式の建物。

聖堂内に入ることができます(写真撮影は不可・300円寄付)。大正5年に建てられたもので古く、小さな聖堂です。それだけに荘厳な雰囲気でした。

敷地からヨハネ教会が見えます。

東本願寺函館別院

教会の多いこのエリアで、東本願寺の別院があるとのことで行ってみました。ほんとにありました(^ω^) 1709年(宝永6年)に建てられた当時は浄玄寺という名前。東本願寺別院になったのは明治になってから。日本で最初の鉄筋コンクリート寺院です。

八幡坂

この後は坂巡りをしながら、ロシア領事館へ向かいます。まずは函館元町で一番有名な坂。ラブライブの聖地巡礼スポット、八幡坂へ。工事中だったので景観は少し残念な感じですけど、やっぱり一番人が多かったです。赤レンガ倉庫より人が多かった気が(笑)

聖地巡礼とかロケ地とか、興味のない私にはあまりこの坂は「?」って感じでした(^^ゞ

弥生坂

お気に入りだったのがこの弥生坂。この先に旧函館西警察署庁舎が見えるのがなんとも素敵。夏場だともっと両脇の並木が生い茂って明るい雰囲気になるだろうなぁ。

姿見坂

坂がまっすぐでその先の見通しが一番良い感じがした姿見坂

このすぐ近くに雪捨場がありました。さすがに雪はなかったけれど、さすが北国!!って感じでした。こんなの喜んで撮ってるの私だけでしたけど(笑)

旧ロシア領事館

旧ロシア領事館は他の洋館エリアからも離れていて、長い長い坂の上にあります。途中何度も引き返そうかと思ったけれど、一番見たかったのはこれなので、頑張りました。こちらがその建物。もともとはハリストス正教会敷地内にあったけれど、お隣英国領事館の火災で被災。もうもらい火は結構!ということでここまで来たんですね(*’ω’*) (この建物もできた翌年にいったん火災で焼失してますが)

1925年(大正14年)からはソ連領事館として、昭和19年に閉鎖されるまで使われてたけど、今は草木が生い茂り、廃墟のよう。

というか完全に廃墟。

最低限保全はされてるみたいですけど、このあとどうするのかなー?って感じですね。出来れば改修して中を見学できるようにしてほしいけれど。

ところで、どのぐらいの坂かというと、こんな感じです。正面から見ても坂の先がよく見えない(笑) 途中から急こう配になってます。ちなみにこの坂をもう少しあがると、山上八幡宮という神社があります。

直接旧ロシア領事館へ行くなら、函館市電どつく前駅か大町駅が良いです。バスもあるけど、結局大町駅あたりまでしかないので(結局坂は歩くしかない)

旧イギリス領事館

ロシア領事館を見た後は、旧イギリス領事館に寄りながらランチのため、金森レンガ倉庫へ戻りました。こちらは現在は博物館として利用されてます。

博物館内は有料(大人300円)だけど、館内入口にあるカフェとミュージアムショップは入場料ナシで利用することができました。

小さいけれど庭園もあります。色のない季節に行ってしまったので寂しい画像ですけど、今時期に行くと庭園内は華やかな色でにぎやかだろうなぁ。

基坂

旧イギリス領事館沿いにあるこの基坂。道幅が広く見通しもよく、ここが一番、洋館に合う坂でした。ここが一番好きかな。

ふたたび赤レンガ倉庫へ

この後は再びこちらへ戻り、ランチをしました。ロシア領事館へ行ったり、坂をなめるように観光しなければ、もう少しゆったりショッピングやお茶もできたと思います。

その記事はこちら(*’ω’*)

ジンギスカン羊羊亭(函館元町):ベイエリア観光のあとはたっぷりジンギスカンランチ!
北海道函館市。元町にあるジンギスカン食べ放題が人気のお店。ランチタイムもリーズナブルに羊が焼けます。ここが嬉しいのはランチセットのドリンクにビールがあること!

元町散策、とても楽しかったです。ほんとに坂だらけなので、歩きやすい靴を履いて行った方が良いですよ~。

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