以前紹介した、清澄白河にあるイタリアン「il tram」に週末に伺いました。
昼のイルトラム。ディナーコースもOK
「il tram」では土日祝だけランチタイム(12時~14時30分)も営業しています。ランチのコースは2,800円ですが、この時間帯でも、夜のコースをいただくことができます。
座席はカウンターとテーブル席で12席ほど。シェフが一人でやられているので、稼働させているのは大体10席です。夜は照明を落とし、ムーディーな感じですが、ランチタイムは窓ガラスから明るい日差しが差し込みます。
夏を感じるサワヤカディナー(昼だけど)
と言うわけで、今回、ランチタイムにお邪魔して、夜のコースをいただいてきました。
ランチタイムに夜のコースを頂くのは少数派なのかな?と思いきや、ほかにも2組ほどいらっしゃいました(^^)
8月もとうに過ぎていたんですが、まだ7月のコースがあるということで、毎月「il tram」でコースを食べている方が7月のコースを滑り込みで予約したのにお誘い頂きました。
まず飲み物を注文。メニューはあるんですが書いてあるものは少なく、ほかにも色々なワインがあります。なので、シェフにおまかせで白ワインをオーダーしました。
飲んだのは、右の「Angiolino Maule」というヴェネト州の自然派ワインです。左は、このボトルの大きさを示したいがために、駆り出された関係のないワインです。(飲んでません)
ガルガーネガ、トレッビアーノの葡萄が原料です。酸味がなく、甘めで飲みやすいです。
まずは自家製フォカッチャが出てきます。おかわり自由なのですが、毎回ほんのり温めて出してくれるのが嬉しいです。
●トマト・梅・大根の冷たいスープ
どうやら、私はこのスープに縁があるようで(というか夏の定番かな?)、前回記事にしたときにも頂いています。
さっぱりとしてとてもおいしい。
●ブッラータ カリフラワー マスタードスプラウト
大体毎回出てくるブッラータ。ブッラータというのはイタリアのフレッシュチーズのことです。イルトラムではこれに季節の素材を使ったソースなどを乗せて出してくれます。
ナッツが香ばしい。
●岩牡蠣 昆布 胡瓜 ミルク
とっても大きい牡蠣が登場。大きいのは殻だけじゃなく、身も大きいんです。巻かれたきゅうりの幅から察することができますね(^^)
困るのは食べずらいこと。というか、どう食べるのが正解なのか・・・。胡瓜を剝がす・・・?剥がさない・・・?私は剥がさずに頑張りました。牡蠣のエキスが凄かったですね。
●カマスのロートロ 緑豆
夏から秋にかけて、こんな感じで魚をぐるぐる巻いたものが登場し、「il tram」の名物になっています。今回はカマスです。ほかには鰯、さんまなど。
カマスの皮が香ばしく、身はふんわりとしていて絶妙ですね。そして緑豆が美味しい。
●チコリの1時間ロースト ゴルゴンゾーラ・ピカンテを添えて
そして毎回出てくる、チコリ。毎回何一つ変わらない見た目ですが、実は産地が色々。
さすがに産地の違いによる味の違いはわかりませんが、本当に美味しくて毎回楽しみです。
これがコースからなくなったら、クーデターを起こすお客さんがいるかもしれません。。。
●トウモロコシ フェットチーネ
シェフが「嫌になる(笑)」と言うほどの量が使われたトウモロコシのフェットチーネ。
本当に、原型のトウモロコシ以上にトウモロコシの味と甘みがします。甘いソースのパスタってどうなんだろう!?と懐疑的になりながら一口目を食べましたが、何の違和感もないどころか、おかわりしたくなりました。
●大山鶏のインボルティーニ
メインは大山鶏。サマートリュフがたっぷり乗っていて、香りが凄い!そして赤いソースはビーツのソースです。肉のうまみがギュッと詰まっていて美味しかったです。
久しぶりにイルトラムに行きましたが、やっぱり美味しいですね!あと昼間は写真が撮りやすいです(^^)