清澄白河の「il tram」で楽しめる旬の食材を使ったディナーコース。秋は秋刀魚!

東京

今日は、清澄白河にある、小さなイタリアン「il tram」をご紹介します。
清澄白河駅からは離れています。菊川駅からも同じぐらいです。ちょうど、東京都現代美術館の近くです。

10席ほどの小さなイタリアン

店内はカウンターとテーブル席で、10席ちょっと。本当に小さなお店で、通常はシェフが一人で料理から会計まで行っています。
シンプルな外観です。窓の形がレトロです。

20161112_イルトラム@清澄白河_外観【20150906】
20161112_イルトラム@清澄白河_名前【20160505】

料理はコースのみ、秋の秋刀魚は必食!

ディナータイムはコース料理(5000円+パン代500円)のみです。
季節の食材を使ったボリューム満点のコースになっています。
純粋なイタリアンではなく、和風の食材やエスニックな調味料を加えた川邉さん独自の創作イタリアン。
コース料理は1か月弱、変わらない上、翌月にもかぶる料理があったりするので、色々な料理を食べたい人には、ちょっと物足りないかもしれません。

とはいっても、料理はどれもおいしくて、「あ、また食べられる!嬉しい♪」と思うことがほとんどです。

飲み物は、やはりワインが豊富。グラスでもいろいろ出てきます。イタリアのビールも用意しています。そのほかにも日本酒がストックしてあることもあります。
私も飲んだことがありますが、イルトラムの料理と日本酒、結構よく合うんです。

この日は秋刀魚やポルチーニを使った料理が出ました。

トマト・梅・大根の冷たいスープ
すりおろしたトマトと大根の清涼感あるスープ。冷たいといっても、キンキンに冷やした冷たさではないので、日中はまだまだ暖かい秋の夜にも心地よい一品です。上に乗っているのは刻み大葉。
赤いスープにちょこんと乗った大葉が美しい。そしてこの器も素敵。イルトラムは器にもこだわってチョイスしています。

ブッラーター 焼きとうもろこしのピュレ エディブルフラワー
写真は撮りずらいんですけれども、この黒い器も美しい。
エディブルフラワーというのは花を食材として用いることで、御覧のとおり、黄色いとうもろこしのピュレの上にオレンジ色の花がちりばめられています。

チコリの1時間ロースト ゴルゴンゾーラ・ピカンテを添えて
こちらのコースで、毎回出てくるといっていい、チコリの1時間ロースト。見た目は地味ですが、チコリの香りがよく、ゴルゴンゾーラと一緒に食べると、最高です。
チコリは毎回出ますが、産地がちょっと違っていたりするので、その違いを楽しむ人もいるようです。私にはわかりません(;´・ω・)

20161112_イルトラム@清澄白河_サマーポルチーニのフリット ボッタルガ 酢橘を添えて【20160904】

秋刀魚のロースト
毎年楽しみにしている、秋のコースの目当て。通称「サンマのグルグル」です。カリカリの皮と脂が染み出る身。ソースはエスニックスパイス系です。ちょっと気分はインド方面へ…。

サマーポルチーニのフリット ボッタルガ 酢橘を添えて
大きなフレッシュポルチーニにはからすみがたっぷり乗っています。
サンマでインド気分寄りになりましたが、ポルチーニとボッタルガでイタリアにもどってきました。それにしても、見れば見るほど、贅沢な一品ですね。

カチョエ・ペペ サマートリュフ タリオリーニ
サマートリュフのスライスで見えなくなってますが、パスタ料理です。タリオリーニ。カチョエ・ペペはチーズと黒胡椒という意味です。
パスタは毎回出てくるのですが、料理数が多いので、量は御覧のように少ないです。

メインは仔羊。仔羊肩肉のロースト レンズ豆のピュレ クミン風味
最後にメインの肉料理が来ます。豚やラムなど、その時により食材は変わりますが、火入れの絶妙さは毎回のことです。肉料理にもエスニックスパイスが入ることが多いですね。お肉との相性が良いですからね。

以上が、ある日のディナーコースでした。

土曜はランチタイムもあります

土曜のみ、ランチタイム営業を行っていて、こちらもコース料理のみ、2800円です。(料金はすべて税別、ランチタイムもパン代+300円)
ランチタイムは大人気だそうで、私も以前予約を取ろうとしましたが、埋まっていて取れませんでした。
遠方でないなら、事前予約よりも、ツイッターでチェックして、キャンセルによる空きを狙うのがよさそうです。

当月のコース料理の内容は公式のHPに載りますので、こちらを確認してください。

information| il tram
il tram(イルトラム)東京都現代美術館近くの10席ほどの小さなイタリア料理屋のインフォメーションです。

お店について(ネット予約OK)

il tram

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