2018年は12月までほぼ毎月のように清澄白河にあるイルトラムに通うことができました。というわけで、その日のシェフです。またいい写真が手に入ったぞ(*’ω’*)
もちろん、訪れたのは週末のランチタイム。
週末のランチタイムは2種類。料理が2品少なく、ドルチェと飲み物がつくランチコース2,800円と、ディナータイムと同じフルコースの5,000円。基本一人でやっているので、コースのみです。別途パン代が500円(おかわり自由)。今回もフルコースをいただきました。
予約は下の食べログからもできるけれど、公式HPからも予約できます。
※2020年現在、ランチコースはなくなり、終日フルコース5,000円1本です。(2020/7加筆)
場所はココ
地下鉄清澄白河駅と菊川駅が最寄です。どちらも歩いて15分くらい。
今回のコース料理
1杯目を白でお願いしたところ、「カーブドッチの新作です(`・ω・´)♪」と言って意気揚々ともってきたのは白ではなく、ロゼでもなく・・・というようなちょっと朱色がかった色のワイン。カーブドッチ 2018 やまどり 鳴く。かなりフルーティで面白いワインでした。ラベルはやまどりで可愛い!
この日はちょうどいい、やりやすいお客さんの人数で、料理もワインもスムーズに出てきました!
まず1品目は聖護院蕪のズッパ パルミジャーノのクロッカンテ
11月はマッシュルームでした。今回は聖護院蕪。今回もパルミジャーノのクロッカンテ(カリッとさせた食べ物のこと)が乗ってます。このクロッカンテはグループの中で一番大きく、パルミジャーノ好きな私は大歓喜(笑) サラッとした蕪のスープにコクのあるパルミジャーノがとってもよくあいます。
2品目の毎回のブッラータ。ソースは鮮やかな紫芋。そして胡桃、ディル。
そして出ました。チコリの1時間ローストとゴルゴンゾーラ・ピカンテ
やっぱりチコリは最高ですね。イルトラムが良いのは、こうやって、毎回かわらず食べられる料理があるということ。その季節になると必ず出てくる料理がある!
色々チャレンジしてどんどん変わっていってしまうお店は凄いけど、好きなものがなくなってしまうのは凄く悲しい。というわけで今回も最高に美味しいチコリでした。
(ワインビネガーで書いた文字には触れてあげない♪)
お店は前菜と言ってるけれど、メインその1と言っていいでしょう。真鯛のヴァポーレ登場です。香りがごちそうなやつです。前回も出てるんですけど、これ。出てきた見た目が前回と違います。というか初めての試み!紙に包まれて出てきました!大黒しめじが見えてますね(#^^#) では開封の儀・・・。
開けた途端に香りを乗せた湯気が。今回はこっくりとした金美人参のソースで。香るなんてもんじゃない!顔面を香りが攻撃してくる!完全ノックアウト!
魚はレアめだけど、火はちゃんと通ってますとのこと。しっとりとした魚。香りが良くておいしい。
そして別添えの香草を後からたっぷりかけて。
そしてこれに合う焼酎があるということで少し出してくれました。
熊本県堤酒造で限定生産したというMADURA RED (マドラレッド)。イルトラムオリジナルグラスで。芋焼酎で、アルコール度数30%とのことですが、そこまでアルコールのきつさは感じず、そして、樽で熟成させただけあって、焼酎というよりは、味も色も、ウイスキーのような感じです。
そして次のワインも。Rinklin Muller Thurgau。ドイツの自然派ワインです。ドイツワイン=甘いというのは昔の話で、キリッとした辛味と香りのよいすっきりワインでした。MULLER THURGAUというのはドイツで今一番栽培されているぶどうの品種だそう。
パスタ1品目はラビオリ。ソースはマッシュルーム。上にかかっているのはトリュフ。スライスしたトリュフもいます。マッシュルームの食感が良いです。
パスタもう1つは、ピチという小麦粉と水だけで作った太いロングパスタでもっちりとした食感です。ピチ シシリアンルージュ ボッタルガ。シシリアンルージュというのはトマトの品種。軽い酸味があるトマトでトマトソースにぴったり。ボッタルガ(からすみ)との相性もよくて、イルトラムで食べるパスタでお気に入りの組み合わせ。
そしてあのお時間がやってきました。
メインディッシュお披露目!これもイルトラムで一番好きなメイン。鴨胸肉のロースト!
(我々はまとまった人数でこれを全部食べてしまうため、自分たちの分をお披露目してくれますけど、2人~3人だと複数グループで一つ分なので、衛生に配慮して、お披露目は難しいと思います・・・)
・・・で、出てきた料理がこちらです。
鴨胸肉のロースト 生胡椒 カシスとバルサミコ。なんてオシャレに素敵に盛り付けるんでしょう! ピンクペッパーがバラのつぼみ見える!
手前にあるのは生胡椒。カンボジアの胡椒を練って作ったそうです。これがとっても辛くて、ソースは甘いので、それぞれが良いアクセントになって鴨肉を盛り立ててくれます。身はジューシーで皮はカリッと。その間の脂は甘く。イルトラムの鴨はいつ食べてもエクセレント!
2018年はイルトラムにほぼ定期的に通うことができてほんとによかったです。来年も宜しくお願いします♪
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更新履歴
2019/01/06 新規作成
2020/07/21 ランチコース終了を追記
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