かね正(祇園):祇園の路地奥の老舗でふわっふわのきんし丼!

京都

京都へ行った時に、祇園四条にある、”きんし丼”で有名なかね正(かねしょう)で夕食を食べました。入口は狭く、ひっそりとしていて、通り過ぎてしまいそう。祇園で150年続く老舗です。もともとは川魚問屋でした。

この路地の奥に、お店があります。この狭い路地、石畳。いかにも京都!って感じです。こういうの、憧れてたんですよねぇ(^ω^)

場所はココ

場所は祇園四条駅から歩いて数分。京都祇園郵便局と隣の建物の間を通っていく感じです。まずは、かね正を探すのではなく、郵便局を探した方が良いです。

夜は予約必須

店内はカウンター6席とテーブル席2卓の小さなお店。お昼は予約できず、1時間~2時間待ちは当たり前だそうだけど、夜は予約可です。それだけに、事前に予約していかないと”満席”のお知らせに跳ね返されることが多いそうで、予約必須です。私が行った時も予約で打ち切っていました。

幸運にも前日に1席予約できました!ハイシーズンだったけれど1人だしなんとかなるかと、前々日から予約したらどこもいっぱいで焦りました(;^ω^)

メニュー

こちらがお品書き。オール鰻でシンプル。飲み物のお品書きはまた別にあります。ビールは500円。

注文を済ますと、お盆とお箸、漬けものをセットしてくれます。料理は基本出てくるのが遅い(鰻だからしょうがない)けれど、飲み物は早く出してくれるので、お酒を飲みながら厨房をキョロキョロ見ながら過ごします。全席禁煙。安心。

殺風景だけれど、きれいに整えられた几帳面さが伺える厨房のはしっこに焼き場があります。焼き始めるとむちゃくちゃ良い匂いがしてきますよ~。

美味しかったものを紹介するよ

きんし丼

こちらが恐らくお客の9割ぐらいが頼むであろう、きんし丼(1,800円)です。注文から30分ぐらいかかりました。

きんし丼・・・その名の通り、細くカットした錦糸卵が鰻やご飯が見えないぐらいに乗せられた丼。

卵のふわふわ感伝わりますかね?鰻やごはんがたれ味なので、錦糸卵の味付けはかなり控えめ。

もちろん、鰻もちゃんとたっぷりありますよ!関東風に開いた国産の鰻を関西風の蒸さない手法で焼き上げた鰻。とはいえ、(私が写真を撮ってる間に)錦糸卵で少し蒸されて、表面はわずかにパリッと感が残る程度。本場の関西風鰻。個体差もあると思いますが、脂が控えめであっさりとしていました。

ごはんはたれと絡めてあり、それだけでおいしく頂けます。
鰻を先に食べてしまって、ご飯を持て余すということは絶対にないのが嬉しい。

ボリュームがあるし、味付けはシンプルなので、途中で食べ疲れてくるんだけど、卓上にある黒七味、一味、粉山椒で味変するとまた違った味わいになり気持ちもリフレッシュ。黒七味も良いですが、私はやっぱりベーシックに粉山椒かな。

待ち時間は30分と長いけれど、カウンターに座ると、鰻を焼いたり、卵をカットしたり、ご飯をたれと混ぜたり・・・と調理の工程が見られて凄く飽きない!楽しい!テーブル席の人はちょっと時間を持て余してたみたいだけど(笑)

肝焼き

肝焼き(500円)も注文しました。串にさして出てくるのかなと思ったら、器に盛り付けられて登場。新鮮なのか、クセがなく、はじけるような食感でした。ただちょっと出てくるのが時間がかかる(20分)ので、お酒を飲むペースを調節する必要があります。

祇園の夜は意外にもリーズナブルで、おいしく、多国籍。楽しい時間が過ごせました!

お店について

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