夏のある日、長野県松本市に訪れた際、松本駅周辺で素敵な朝ごはんを楽しむことができました。この日は、観光シーズンの真っ最中で、松本の有名店はどこも観光客で大混雑。行きたかったお店もどこも行列ができていたため、最初からその混雑を避けることに決めました。観光客向けの店をあきらめ、地元の人がよく利用するような、ちょっとした立ち食いのお蕎麦屋さんに足を運ぶことにしたんです。それがこちら、小木曽製粉所です。そもそも最近マイブームなんです。ご当地チェーン店巡り(笑)
場所はココ
松本駅前店は松本駅の敷地内(?)にあります。改札外です。お城口から出て右へ行くと入口があります。
メニュー
タッチパネル式の券売機が入口入って左側にあります。
松本店のメニューはこちらを見てください。そして、ここで嬉しいポイントが一つ。小木曽製粉所では、ざるそばの並・中・大のサイズが同一価格というシステムなんです。どのサイズを頼んでも料金が変わらないので、食べたい量に合わせて自由に選べるのがいいところ。トッピングは他にも色々天ぷら類がありました。
松本駅前店限定メニューもありますね。・・・なんかムチムチした亡霊みたいなの映ってるけどもういいや・・・(;^ω^)
店内のようす
立ち食いのお店なので、店内は立ち食いのみ。荷物は棚やカゴが有るので、そこに置きます。20人くらい立てるかな?
美味しかったものを紹介するよ
山菜とろろぶっかけそば
上のメニューにあるトッピング全部乗せ(松本駅前店限定)にも惹かれたんですけど、葉わさびはいらないなぁ・・・と思い、山菜とろろぶっかけそば(890円)を注文しました。暑い夏の日だったので、冷たいお蕎麦が食べたくて、あっさりとしたぶっかけそばに決めました。きゃらぶきなどの山菜と信州産とろろ、それにネギがのった冷たいそば。別添えで葱も。ここのお蕎麦は二八そば。この二とか八っていうのは、そば粉とつなぎの配合割合を表していて、二八そばはつなぎを二割使用したそばのこと
程なくして出てきたお蕎麦は、見た目からしてとてもフレッシュ。。山菜の色合いと、とろろが乗った冷たいお蕎麦がとても美味しそうです。お蕎麦は、見た目に反してしっかりとしたコシがあり、一口食べるとその滑らかさと香りが広がります。山菜の苦みが良いアクセントになっていて、とろろのまろやかさが全体をうまくまとめていました(=゚ω゚)ノ
さらに、ぶっかけのタレが絶妙で、しょっぱすぎず、程よい味わいで細目のお蕎麦とよく絡みます。この味わいが、立ち食い蕎麦とは思えないほど深みがあり、どこか懐かしく、素朴な味わいが心地よいのです。あっという間に完食してしまいました♪
わさびが袋入りだったのは意外だった(笑) 量的にもう1袋欲しかったかな。
そば湯はポットから注ぐかたち。
観光地に足を運ぶと、どうしても観光地価格の高めな食事を選びがちですけど、こうした地元の人たちに愛されるお店でいただく料理は、また格別の味わいがありますね(=゚ω゚)ノ。次回の松本旅行でも、またこのお蕎麦を味わいにきたいと思います。
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