”この航空会社が好き!”という思い入れが一切ないので、その都度、スカイチケットなどで検索して航空券が安かった飛行機を使うんですが、その中でもカタール航空はヨーロッパに行くのに安いと評判ですね。
ドーハ経由になるとかなり遠くなっちゃうんですよね。その分安いんです。
しかし、ヨーロッパに行くのが、今回2回目ということで、カタール航空を使うのも初。中東の航空会社も初ということで楽しみでした。機体に描かれたアラビア文字にワクワクしました。
世界150都市に就航
「カタール航空?中東?関係ないわ」と思ってる人。カタール航空は日本各地-ドーハとはじめとして、世界150都市に就航してるんですよ。150都市ですよ。特にドーハからロンドン、パリ、アテネ、バルセロナと、ヨーロッパ各地への路線が充実しています。
ヨーロッパ大好き日本人は要チェックな航空会社です。
あと、カタール航空は世界中の人を採用していて、もちろん、日本人も多く採用しています。
日本発着便には必ず日本人の客室乗務員が数名いるので安心です。
サービス品質に定評アリ
安さが特にピックアップされるカタール航空ですけど、世界中に色々ある航空会社に関する賞ではいつも上位。イギリスのスカイトラックスが認定している「5つ星航空会社」9社のうちの一つ。
カタール航空の機内。成田からドーハまでは新しい機体で、エコノミークラスは3-4-3の配列でした。
各席に置いてあるもの。ブランケット、枕、そして、なにか入った袋。
この袋の中には、歯ブラシ、靴下、耳栓、リップバーム、アイマスクが入ってました。
この袋は夜間フライトの場合にのみ配られるようです。歯ブラシ(というか歯磨き粉)、リップバーム、靴下は助かりました。アイマスクは自分で持って行っていたのと、耳をひっかけるところが全然伸びないので使いずらかったのと、耳栓は大きすぎるので使いませんでした。あの耳栓は欧米の男性向きかな(笑)
席はグレーとエンジでシックな感じ。客室乗務員の帽子もこのエンジでかっこいいです。
こちらは3-3-3の機内。
客室乗務員の接客もキビキビとしていて、フライト中ちょこちょこ水を配りに来てくれるので、のどは乾きませんでした(笑)
機内Wifiが使える機体はごく一部
カタール航空は機内Wifが使える機体があり、最初の15分は無料で使える、との情報を得ていたんですが、正確ではありませんでした。
機内wifiに対応しているのは現在のところ羽田発着の最新の機体ボーイング787-8型機のみだそうです。
(スマホ経由で申し込むと5MBで2USD)
機内食は全てムスリム食
カタールはイスラム圏なので、当然のように機内食は全て豚肉を使わないムスリム食です。
そのほか、事前にお願いすれば特別食(ベジタリアンなど)も対応してくれるそうです。
機内食は予めメニューリストが配られます。日本発着の場合は、日本食があり、日本語も書いてありますが、ちょっと変な日本語もあるので、英語のほうがわかりやすいです(笑)
カタール航空の機内食、まあまあ美味しかったです。ただ、米料理でもパンがついてきます。
そばを頼んでもライスがついてきます(;^ω^)
カタール航空の機内食、全体的に油分でこってりしてるので、おそばがさっぱりとして心地よかったです。
ただ、深夜2時に出発でそのあと1時間後ぐらいに機内食が出て来た時はさすがに無理!という感じで、寝たフリをしてました(;^ω^)
機内食で一番美味しかったのは、ビリヤニですね。ビリヤニが機内食で出てくるって、さすが中東って感じです。下にカレーソースがたっぷり。おかずも米で、更にパンもついてきました(笑)
こちらは昼間軽食として出されていたサンドイッチ。チキンが入ってました。左のマフィンはデザート。
カタール航空ではエコノミークラスでも飲み物の種類が豊富。水、ビール、ワイン、フルーツジュース、スプライトやコーラ等の炭酸飲料、お茶、コーヒー、紅茶はもちろんのことベイリーズやウィスキー、ジン、ウォッカ等もあります。(スピリッツ系を頼んでる人はいませんでしたが)
中東のエンタメが見られる
私は乾燥した機内で、モニターをじっと見てると目が痛くてしょうがないので、機内のエンタメはほとんど見ないんですが、ハリウッド映画だけじゃなく、中東の映画や、ムスリムのスピリチュアル系もあり、ちょこちょことみてました。
私のように、長時間映像を見るのはつらいという人には、音楽も沢山あります。私は音楽を聴いてました。
時間はやっぱりかかる
ドーハ経由で成田-バルセロナを行き来しましたが、時間はやっぱりかかりますね。
行き
成田-ドーハ 飛行時間15時間
ドーハで待ち 3時間
ドーハ-バルセロナ 飛行時間7時間
帰り
バルセロナ-ドーハ 飛行時間5時間半
ドーハで待ち 3時間半
ドーハ-成田 飛行時間13時間
深夜フライトがあったので寝る気満々でアイマスクを持っていきましたが、アイマスクがあるとないとでは雲泥の差。機内を一応暗くはしてくれますが、それでもチラチラ灯りが目に入ってくるので。
ドーハ国際空港での待ち時間は、まずトランジットの審査終了まで30分くらいかかったので、残りはプライオリティパスを使ってラウンジでまったり(ぐったり)してましたので、結構あっという間でした。
ドーハのラウンジは食事も豪華でシャワーもあり、スリーピングルームもあるので、ここでなら5時間ぐらいまでなら苦にならないです。