東海道・山陽新幹線にネット予約&チケットレスで乗れる「スマートEX」を利用してみた

旅行

新幹線って最近ほとんど乗っていなかったので、久々に予約をしようとJR東海のサイトを開いたら、”スマートEX”なるものが導入されていました。

JR東海と西日本が運営しているスマートEXのHPからクレジットカードと手持ちのICカードを登録し、ネット上で予約を行うと、登録したICカードをタッチしてチケットレスで東海道・山陽新幹線に乗れるという凄く便利なシステム。
(ちなみにJR東日本でも同じようなサービスがあるそうです)

あの混雑する窓口や新幹線の券売機に並ばなくて良いんですよ? 待たされるのが嫌いな私には最高です。

スマートEXサイトでの会員登録

まず、スマートEXのサイトから会員登録します。スマートフォンサイトもあり、そちらも軽くて使いやすかったです。

会員登録時クレジットカードの入力が必要になります。ICカードの登録はあとでも大丈夫です。

直前の予約もOK

会員登録が完了し、ICカードの登録も終わっていれば、後は乗りたい新幹線の予約をするだけです。基本、スクリーンをタッチしていくだけで簡単に予約をすることができます。

指定席の場合、座席の指定は通路側、窓側、前のほう、後ろのほうというような、簡単な指定もできますし、座席表を表示させて、特定の座席を指定することもできます。
但し、残席が少なくなってくるとこのへんの指定が一切できなくなります。

このスマートEXで発車4分前まで予約することができます。直前の予約もOKなのが良いです。

ただし、リアルタイムで予約が成立するのは、5時30分~23時30分の間だけ。それ以降は予約申し込みという形になり、予約が完了しません。5時30分以降にメールで回答が来ます。

払い戻し・変更

改札入場前であれば、指定席は発車時刻4分前まで乗車券の払い戻しができます。自由席は乗車日当日中。払戻手数料310円がかかります。

変更も払い戻しと同じ。変更にすれば払戻手数料はかからないし、発車4分前まで変更できるので、じっくり考えてから操作できます。変更した差額代金がクレジットカードに請求・払い戻しされます。

但し、受付時間は5時30分~23時30分の間です。

当日は登録ICカードを忘れずに

当日、新幹線に乗るのに必要なのは、登録したICカード。以上!です。ICカードを2枚、3枚と持っている人は、登録してないカードを間違えて持っていかないように注意!

乗車券も持っていない状態で、ICカードだけ持っていくのは最初は凄く不安でした。
予約完了のメールをスマホから見せられる状態にしておけば、最初は安心かと思います。
でも東海道・山陽新幹線の改札口に着くとそんな不安も払拭してくれました。
東京駅では、でかでかと”新幹線にICカードで乗車されるお客様”と書いてあります。駅員さんも、「スマートEXで予約したお客様はそのままICカードで改札をお通りください」「チケットが出るので受け取ってください」と声をかけていました。

京都駅・新大阪駅では駅員さんは何も言わなかったけれど、同じように、スマートEXでの乗り方についてちゃんと貼ってあるので大丈夫です。スマートEX。大々的に売り出し中みたいです(笑)

おそるおそるICカードをタッチしますと・・・

”EXご利用票”という紙が出てきました。いわゆる”きっぷ”ではないんだそうですが、大事な証明になることには間違いない。

イマドキは新幹線内で、乗車券拝見~はなく、これも結局使うことはありませんでしたが、目的地に着くまで、これは保管してください、とのことでした。

目的の駅に到着したら、また改札でICカードをタッチします。(EX利用票を入れないように!)

窓口よりも少し安い

チケットの値段ですが、窓口で買うよりも少し安いようです。
繁忙期、閑散期によって違い、また21日前までに予約すると早割で結構安くなるそうです。
いつなのか、いくら安いのか、といったことは、明示してくれないのがやきもきしますね。

ちなみに、私が買った東京→新大阪は超繁忙期でも窓口で買うより、200円安かったです。

乗車券と特急券が一体の弊害

都外からJRで移動して東京駅や上野駅で新幹線に乗ろうとした場合、一つ気を付けたいのが、”乗車券”の有効範囲です。

通常、新幹線に乗るには、切符が2つ必要です。
乗車券と特急券です。特急券は新幹線に乗る区間の切符なのに対し、乗車券は”東京都内から”なんですね。

例えば、今回私が利用した 東京駅-新大阪駅の新幹線ですが、

最寄駅をJR市川駅として、窓口で乗車券と特急券を買った場合、精算時に乗車券の差額が要求されるのは市川駅から小岩駅(133円)なんです。

それが、このスマートEXだと、乗車券と特急券が一体になっていて東京駅-新大阪駅の区間になるので、精算する差額は、市川駅から東京駅(302円)になります。

その差額は片道169円。

今回私が利用した切符は窓口で購入するより、片道200円安かったので、まあ、いいかなという感じなんですが、マイナスになるケースもあるし、後で気づいて「せっかく安く買ったのに・・・」とがっかりするのも悲しいですよね(;^_^A

というわけで、スマートEXがとにかく便利!安い!というわけでもないので、その辺を考えた上で、駅で購入するか、スマートEXを利用するか決めたいところです。

私はとにかくあの駅の喧騒に行くこと自体、必要最小限に留めたいので、これからもスマートEXを利用すると思います!

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