台北駅そばでおいしそうで且つ通し営業(15時過ぎに行くため)のお店を探していたところ、「劉山東牛肉麵」というお店を見つけました。
その名前の通り、牛肉麺の専門店です。
希望通り、台北駅近くで、三越にも近いです。営業時間は朝8時から夜8時まで。
予定通り15時半頃お店につくと、そんな中途半端な時間にもかかわらず、店の中・外にあるテーブルともすべて埋まっていました。持ち帰りもできますので、近くに宿を取っているなら、持ち帰って食べても良いと思います
(うどんがアツアツのスープと共にビニール袋にぶちこまれます・・・)
お店はこんな細い通りにひっそりとあります。車はギリギリ入れそうですが、両サイドにバイクが止まっているので、無理ですね。
注文の仕方
メニュー。各式小菜毎盤というのは小さ目の小皿料理のこと。厨房に、ボウルの中に山盛りになって入っていて、注文が入るとお皿に盛って出していました。
牛肉麺のお店なので、清燉牛肉麵(塩味)と紅焼牛肉麺(醤油味)が2枚看板です。各140元。
注文は口頭注文です。日本語も英語も全然通じません。私は1回目に訪問した時、このメニューを指さし注文しました(恥ずかしい)。後会計です。
小菜は厨房のそばに置かれていますので、欲しい人はここで指さし注文します。
超ローカルな店だけれど、実は日本語メニューがある!
実は2回目に訪問した時に知ったのですが、写真つきのメニューがあります。日本語・英語・ハングル語で書かれています。2回目に訪れたときは朝10時頃で、ちょうどお客さんがほとんどいない時間帯だったため、出してきてくれたんだと思います。
卓上に置かれた豆鼓にワクワク
卓上には色々な”味変”グッズがありました。
中でも目を引くのがこれ。トウチー(豆鼓)です。このほか酸菜、豆板醤、酢、ラー油、胡椒等もありました。トウチーとは、黒豆に塩を加えて発酵させたものです。こちらは唐辛子が入っていてピリ辛です。
あっさり醤油味の紅焼牛肉麺
こちらは醤油味の紅焼牛肉麺140元。紅焼というと、辛いスープを出してくるお店もありますが、こちらはシンプルな醤油味。
牛筋たっぷり。柔らかいです。麺はうどんのような感じです。というか、うどんですね。もちもちとしています(^^) 実はこちらの牛肉麺には、太麺と細麺があるそうで、何も言わなければ、この太麺が出てきます。
牛のダシと醤油で作られたシンプルなスープは日本人にも抵抗なく受け入れられそうです。
清燉牛肉麺
こちらは後日、再訪して食べた清燉牛肉麺140元です。私の知識では、清燉は塩味、紅焼は醤油味なのですが、こちらも醤油が入っています。紅焼よりあっさりと澄んでいて、にんにくの香りが際立っています。あと、紅焼とは使われているお肉の部位が違いますね。
少し食べてから豆鼓を入れました。そのままでも十分おいしいのですが、豆鼓を入れるとまた味が変化しますね。辛味も加わります。
あまりに美味しく、スープを飲み干してしまいました。紅焼牛肉麺も美味しかったのですが、私の好みはこちらです。
無料でスープを足してくれる
こちらではスープを無料で足してくれます。目の前の男性は、麺には目もくれず、ものすごい勢いでスープを平らげて、足してもらっていました。お店の人も苦笑い(笑)
前述したとおり、このお店は朝8時から開店しているので、ここへ来れば、朝食に牛肉麺を食べることができます。朝から牛肉麺なんて重そう・・・と思われそうですが、さっぱりとしたスープで牛筋も脂っこくないので、スルスルと食べられると思います。
お店について
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