やじ満のかきらーめんも終わり、桜も咲き終わり、いよいよ初夏ですね(*^^*)
この季節になるとソワソワします。
なぜって、築地の天房で稚鮎(子鮎)の天ぷらが出るからです。天房は場内で唯一の天ぷら屋さんです。寿司大や大和寿司のある並びにあります。
そもそも私は、稚鮎という魅惑の食材の存在をココ、天房ではじめて知りました。もともと鮎は大好きだったたのですが、小さな鮎が、しかも天ぷらでまるまる食べれられてしまう!
そんな存在と味に感動し、以来毎年天房に稚鮎を食べに来ています。
以前は「初夏の味覚」という認識だったのですが、稚鮎が出る時期もだんだん早くなり、昨年同様今年も3月の前半には出ていたようです。
稚鮎があるかは外の張り紙で確認
天房のメニュー。シンプルです。天ぷら定食、天ぷら盛りは季節の天ぷらを含めた何品かが盛り付けられていて、日によって変わります。ここに稚鮎の文字はありません。
他にも壁に貼られています。飲み物はビールがあります。
注目すべきは店の外のこの張り紙。その日の天丼の構成メンバーが書かれています。これを確認します。ありますね。”稚あゆ”。
これはあくまで天丼の具ですが、天丼に稚鮎が乗るという事は天ぷら定食や天ぷら盛り合わせに稚鮎が入る可能性も高いです。もちろん、事前に聞けばおかみさんが優しく答えてくれます。場内で一番と言っていいくらい柔和なおかみさんですので、安心して聞いてみてください。
稚鮎天は単品注文も可能
以前は単品で「稚鮎●●円」と書いてあったりしたのですが、最近はこういった単品メニューはほとんど書いてありません。ですが、数に余裕があれば、単品注文も受けてくれます。
私が伺った日は、2尾で400円でした。
天つゆと大根おろしも用意してくれます。
ちなみに、稚鮎天を単品で追加する場合、大体私はまぐろ定食(1000円)を一緒に注文します。まぐろ定食は御覧のようにまぐろとしじみ汁、おしんこ・ごはん、そして小鉢に入った天ぷらの盛り合わせが付きます。
小鉢の天ぷら。揚げたてが供されるので、これだけは時間がかかります。
ごはんの上に乗せて天丼にできるように、天丼のたれで絡めてあります。このまぐろ定食は、おいしい天ぷらをちょこっと食べて、まぐろも食べられたら・・・なんていうのにうってつけです。
天ぷら屋といえ、まぐろは築地のものですからね。りっぱなものです。
これが稚鮎がのった天丼
本当に毎年楽しみにしているんです。この季節を。これが天丼1200円。(味噌汁は別料金100円です)
上の張り紙も載せましたが、この日の天丼はえび、きす、芝えび、ヤリイカ、稚あゆというメンバー構成でした。ちなみに実際には。ほかにさつまいもやししとう等野菜や海苔の天ぷらも入っていて、お腹も満足の一品。
たれは若干酸味があります。天ぷらで隠れているし、浅めの丼なので油断しますが、ご飯の量も結構あります。
これが稚鮎天。わずか7cmほどの小さな鮎で、一口サイズなんですが、一口で食べたらもったいない。惜しむように三口ぐらいで時間をかけて食べます。
頭はほろ苦く、外側はサクッ、中の身はふんわりといい香り。
そろそろ我慢ができなくなってきたので、次回行った時は稚鮎天2尾ぐらい追加してもらえないか、頼んでみようと思います。
正直、これ10尾ぐらい食べたい・・・いや、20尾ぐらい・・・。稚鮎天丼とか、夢だわ・・・。
天丼の場合、お味噌汁はプラス100円になりますが、しじみのお味噌汁でとてもおいしいのでおすすめです。(天ぷら定食にはお味噌汁がつきます)
一尾で足りなければ、追加しちゃえば良いですよ(^ω^)
天丼に乗せてもらうのもアリです。
お店について
更新履歴
2017/04/04 新規作成
2018/05/28 画像差し替えなど
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