蛍烏賊一点狙いで、4月の中頃に予約をとった鮨はしもと。予想以上に蛍烏賊の宴となりました(*’ω’*) そういえばこの若草色の暖簾が下がっている時期に来るのは初めてです。
おまかせコース
昼夜とも20,000円(税抜き)のコースのみで、前半がおつまみ・後半はにぎりで構成されています。17時台と、20時台の2回転で営業。日曜はお昼も営業アリ。今回は、その日曜のお昼に予約。日曜お昼の新富町は静かだったけれど、予約時間よりちょっぴり出遅れてお店に入ると既に賑やかでした(^ω^)
飲み物のメニューがないのと、橋本さんのおつまみは日本酒が合うかな~と思うので、毎回橋本さんに日本酒をおまかせするけど、ハイボールやレモンサワーもあるみたいです。
今回もおまかせして出てきた日本酒。1杯目は初亀 純米吟醸「からから」べっぴん。亀の字(?)がかわいい。半合だとコップで出てきます。
春の香りがする空豆と一緒に。
最初に出てくるお刺身は今回はたいら貝とヒラメ。たいら貝の食感と甘みがとても良かったです。ずっと噛んでいたいぐらい。ヒラメも弾力があっていつも通りのおいしさ。
ここでまず、一品目の蛍烏賊が登場。わたもまるごと刻んだ蛍烏賊を酢飯で和えたもので、花わさびも混ぜてあって香りが良いです。わたや身の旨みがシャリもまるごと全体を包み込んでいて、この上なく美味しい。もうほんとに大きな丼で食べたい・・・と毎年思ってます(*’ω’*)
これ、おかわりできないかなぁ&できないだろうなぁと思ってる間に次のおつまみが。鰹です。上に乗っているのはうるい。軽い脂ののりと爽やかな香りで春らしい。三重のものだそうです。
ここで次の日本酒をお願いしました。作 雅乃智 純米吟醸です。素敵なグラスに入れてくれました。
毎回登場する季節の食材を使った茶碗蒸し。今回の茶碗蒸しは見た目からも春らしさ全開。蛤と菜の花の茶碗蒸し。小さくカットした蛤が中に入っています。そしてたまごあんからも蛤のだしの風味。
次に来たのはあん肝を煮たものと・・・ふたたびの蛍烏賊!蛍烏賊の味噌漬けです。蛍烏賊の味噌漬けは過去にもこちらで食べたことがあるけれど、今までで一番漬かり具合が軽く、ホタルイカの旨みがしっかりと堪能できました。あん肝も味付けが軽かったです。このぐらいが私はちょうど好きかな。
おつまみの部最後は焼き物。今回ノドグロです。パリッとした皮と身の間の脂が美味しい。
この後はガリとおしぼりが出てきて、にぎりの部です!一つ目はコハダ。
春子鯛。コース内のにぎりでこの日一番気に入ったのはこれかな。橋本さんの春子鯛はほんとに香りがよくて好きです。
勝浦の鮪。まずは赤身。
アオヤギ。ちょっと趣向を凝らしていて、シャリとアオヤギの間に海苔を挟んであります。これがすごく良いんです。アオヤギ自体もシャキッとして美味しい。
シマアジ。キュッとしまってます。
トロ
鯵。橋本さんの鯵は毎回格別に美味しいです。今回ももちろん。ちょっとだけねっとり感のあるところが好き。
そしてトロがもうひとつ。これは血合いぎしの部分。最近はしもとさんは鮪が3カン出てきます。トロでも脂がくどくなくてサラッとしているので、いくらでも食べられそう。
皮目を藁で燻した桜ます。炙って表面に出てきた脂の感触がたまらない。
車海老。今回も安定したおいしさ。そして大きい(笑)
うに。口の中が磯の香りに支配され又幸せな気持ちに。そして、ここでいったんコースが中断。
私が2カン追加したためです。私が追加したのはまず、ぼたんえび。こうやって写真を見るとぼたんえびに見えませんね。尻尾がついてないからかな。実物を見た私も「???」ってなりました(笑) でも口に入れてみると間違いないぼたんえびの香りと甘み。ねっとりした食感も最高。これは注文してよかった!
そしてもう1カン( ̄▽ ̄) 蛍烏賊の軍艦です。とにかく蛍烏賊のお寿司が頂きたく、橋本さんにおまかせでお願いしたところ、このようなスタイルで出てきました。最初のつまみで出てきた蛍烏賊の酢飯和えの酢飯抜きを軍艦の上に乗せた形。おかわりしたいなぁ、と思っていたつまみのアレがこんな形で出てきて嬉しかったです!これも絶品(*’ω’*)
そして、コースに戻り煮穴子。ご自慢のサラマンダーで焼いた穴子は相変わらずホワホワ。
エキスたっぷりのしじみ汁でまったり。
カステラのような玉子焼きが出てきて終了。
7月の予約にしくじったため、最短でも次に伺えるのは8月なんですけど、はしもとで、これだけ蛍烏賊を食べられたことが嬉しかったです!この至福を思い出しながら待つことにします!
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