築地にも美味しいお寿司屋さんがあるらしいよ、ということで誘いにのっていってきました。
すし佐竹。なんでも、ネタに合わせてシャリの温度を変えるお寿司屋さんだとか。ずっと前からあるような雰囲気を醸し出しているけれど、2016年8月開業と意外に新しいお店でした(^ω^)
店内はカウンター8席のみで檜でできた一枚板のカウンターと、白いイスでスタイリッシュで素敵。
2021年、「佐たけ」としてオープン
「すし佐竹」を閉めたあと、2年後くらいに東銀座の交差点に「佐たけ」をオープンさせました。六本木の「鮨由う」と同じ(株)真が経営しています。ランチとディナーをやっていて、ネタによって温度を変えるシャリは健在。ネット予約ができます。
場所はココ
建物はビルの1階にあります。表通りからは看板等は見えないので、ちょっとわかりずらいかもしれません。
コースの種類
お昼は4,800円(※)、12,000円~のコース。
夜は12,000円、20,000円~のコースです。(税抜き)
※2018年6月1日からは、4,800円のコースはなくなり、12,000円~のコース1本になるとのことです。
シャリの温度とネタが決まっているようなので、追加はしづらそうです。
なので、予め食べたいものは予約の段階でお願いするのがよさそうです。
4,800円のランチコース
今回、お寿司9カンが付く、4,800円のランチコースを頂きました。
上でも書いたけれど、このコースが頂けるのは2018年5月31日までです。
席に着くと、ご挨拶のあと、「先にネタをまとめて切るのでお時間をいただきます」とのことわりが。熱い状態のシャリからネタにあわせて順々に握っていくので、握っている合間にネタを切るということはできないんだそうです。その間にもシャリの温度が変化してしまうとのことで。この熱いこだわりに期待も膨らみます。
切り終わった後、「これが今日のネタです」と見せてくれました。ぴっかぴかで厚いネタに心が躍りました(^ω^)
薄めにカットされたガリ。スッキリとした辛みで美味しいです。ちなみにこのカウンターの檜は埼玉県秩父の三峰神社のご神木なんだそうです。ご神木ってこんな風に出回ることがあるんだ・・・( ゚д゚)
しゃきしゃきとしたわかめを食べながらお寿司を待ちます。
まず最初は、かんぱちです。この時点でシャリの温度が高くて、お寿司というよりは、ごはんを頂いているような感じ。こんな温かいお寿司を食べたことはないけれど、不思議と違和感はありません。むしろ脂が控えめなかんぱちが熱めのシャリとマッチ。
次に鮪の赤身のヅケがでてきました。しっかり目に漬かっていました。赤身の酸味が爽やか。
平目。食感が良い。
鰹。少し温度が下がってきました。緑色のものは生海苔。意外だけどさっぱりとしたカツオと合いますねぇ(^ω^)
ほたて。このあたりは温度的に普通のお寿司です。ホタテの甘味がたまらない。確かに貝はあまりシャリが熱くない方がいいかな。この辺も計算して順番が決められてるんでしょうね。
鮪のトロ。またここからシャリが熱くなりました。アツアツのシャリでとろけるようなトロの脂。
サクラマス。すっきりとした脂で、香りがよくて、色も綺麗。春を感じますね。
さよりは梅肉がふわっと効いてました。
しゃこ。ツメを塗ってあります。玉子も少し。面白い食感です。
最後は、シャリの上に焼いたのどぐろが乗って登場。「混ぜて食べてください」という通りに混ぜて食べると、のどぐろの脂と香りでシャリがコーティングされ、凄く美味しい。
一瞬で終わってしまう量ではなく、ちいさめの丼のようなサイズなのも嬉しい。しばらくもくもくと噛んでました。
最後に汁椀が登場し、終了。1カンのサイズが少し大きめで、最後に小碗も出たので、10カンでかなりおなかいっぱいになって、量的にもクオリティも満足度のとても高いコースでした。
おつまみつきのコースなどもおいしそうだったので、ぜひまたお邪魔したいと思います。
お店について(ネット予約OK)
更新履歴
2018/04/16 新規作成
2020/10/04 タイトルに閉店を追加
2022/10/21 新たに開いた「佐たけ」について追記