いつもは16時ぐらいにしまってしまう京都の観光スポットも、紅葉の期間は美しくライトアップし、21時ぐらいまで開門しています。なので夜も観光客で大賑わい。
岡崎エリアにある南禅寺の塔頭、天授庵も20時45分までライトアップしていました。
天授庵は光厳天皇の勅許によって1339年に建てられたもの。
※ライトアップは例年11月中旬から下旬までです。
場所はココ
最寄り駅である、地下鉄蹴上駅からゆっくり歩いて10分くらい。改札を出ると「←南禅寺、永観堂」と案内板があるので、そちらの出口に向かいます。
ひっそりとした蹴上駅周辺にたくさんの人。こんな時間。ライトアップ期間中、みんな行先は同じです(笑) 地図は見ずに、人がゾロゾロ歩くほうへ私も向かいました。
永観堂に行く人もたくさんいるので、最初の方角さえ間違わなければ、あとは人の波についていくだけです。
小さな建物なので入場規制あり
20時近くに着いたけれど、天授庵の入り口には大行列。入場制限をかけているためです。30人ぐらいいたかな。土曜とはいえ、小雨の中、傘を持たずに並んでいる人もたくさんいました。
20分くらいでようやくチケットを買い、中へ。日中の拝観料は500円だけれど、夜間の特別拝観は600円です。傘を持っていたので、袋が2枚渡されました。靴と傘を入れてください、とのこと。庭園の鑑賞は建物の中で行います。天授庵には、本堂前庭と書院南庭の2つの庭があり、この両方の紅葉を鑑賞することができます。
美しくライトアップされた庭園
中からお庭をのぞむ・・・のも一苦労の人、人、人。さすが週末。これでも入場制限をかけているので、なんとか、お庭を見ることはできます。
ピークは過ぎ色あせていて少し寂しいものだったけれど、ライトの光が美しさを補完していました。
ライトアップで白砂の模様がくっきり。
人のいない景色を撮りたい人は閉園間際まで粘るそうです。私も今度挑戦してみます。それから20時半近くに行けば、ほとんど並ばなくて済むようですよ。大きい庭園ではないので、すいていれば20分弱あれば十分だと思います。それにしてもライトアップに強いカメラが欲しい(笑)
期間中は、屏風の展示などもしていました。あまり見ている人はいなかったけれど。
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