２か月続けて、用事があって伺う事のできなかった清澄白河のイルトラム。
今回は無事、お誘いに乗ることができました。このクラシックな外観がほんと素敵ですよね(*’ω’*)
場所はココ
最寄駅は地下鉄清澄白河駅、菊川駅。双方から歩いて12分ぐらい。どちらから行っても基本まっすぐなので、わかりやすいと思います。
イルトラムのコースについて
週末のランチタイムは２種類。料理が２品少なく、ドルチェか飲み物がつくランチコース2,800円と、ディナータイムと同じフルコースの5,000円。パン代として別途300円（おかわり自由）。お水は有料です。（※2020年時点でランチコースは廃止されてます）
今回も週末に伺い、ディナーと同じコースを頂きました。
４月のコースです。色合いも素材も春感満載のコースでした。月のコースはこちらで確認できます。
席は10席ほどしかないので、予約必須です。ちなみにゴールデンウィーク中はまだこのメニューです！土日は空きがあるそうですよ！
春爛漫なコース
飲み物はシェフにおまかせ。お昼時なので飲んでも１～２杯。そして、泡を指定すると、シェフがこちらを持ってきてくれました。きれいなロゼのスパークリング。
フランス・ブルゴーニュ産のP-U-R La Bulle Gamayというワイン。ベリーのようなフルーティさでジュースみたいでした。
まず出てきたのはスープ。新牛蒡と新玉葱のスープ。
ゴボウにありがちな繊維のモソモソ感はなく、滑らかで少しとろみがあります。このとろみはお米を少し使っているからなんだそうです。上に乗ってるクラッカーみたいなのは新玉葱ですよ。サクサクとした食感(*´ω`*)
次に素敵な陶器がやってきました。多治見焼だそうです。海外向けに作られたものだそうで、アジアっぽい感じ。シェフの器のセンス、本当に好きです。でも気に入った器ほど次回以降出てこないんですよ( ˘ω˘ ) で、こちらに入っているのは･･･
毎回必ず出てくるブッラータです。ブッラータのソースは季節ごとに変わります。今回はグリーン。ブッラータ 空豆 レモン。春らしいというか、目で見てもおいしい一品。エディブルフラワーの色と空豆ソースの色もバッチリ。前回も空豆だったけれど、今回のほうが春感が強いのは、容器によって、見えるグリーンのソースが多いからかな。
続いても春を感じさせる一品。グリーンアスパラガス ペコリーノ・ロマーノ 半熟卵 ボッタルガ。太いアスパラが１本。焼いた香ばしい香りもごちそう。太めのアスパラのホクッとした食感もたまらない。半熟卵というより、温泉卵な感じの卵をどこで崩すかが悩みどころ。
次に出てきたのはお魚を包んだもの。前菜がいつもより１品多い。
真鯛 カリフラワーのすり流し ニョッキ ハーブ風味
包を開けたときの湯気とともに立ち上る香りが最高。お魚もしっとりとして美味しい。
きのこは見事なサイズの大黒しめじ。
シャーレのような入れ物に別添えされるハーブはたっぷりめにかけるのが良いです。見た目も華やか。パクチーがあいます。
この包んだ料理、秋冬を中心に提供されるもので、４月でいったんおしまい。５月からは代わり魚をぐるぐるさせた料理が登場します。こちらも楽しみ。
イルトラムのコースで私が一番楽しみにしているのがコレ。
チコリの１時間ロースト ゴルゴンゾーラピカンテ。バルサミコでなんか描くのは毎回恒例になってますね(^^) 今回はそれぞれの名前。このバルサミコが結構チコリと合うので大体跡形もなくなります。チコリ３本欲しいですね。１本はそのままで、１本はゴルゴンゾーラと、もう１本はバルサミコと。
前菜がいつもより１品多かったので、今回、パスタは１種。ロングパスタです。
ピチ アリオーネ。ピチというのは、水と小麦粉だけで打った太めのもちもちパスタ。にんにくの効いたシンプルなトマトソースとよく合います。イルトラムで初めて食べたパスタって結構あります。勉強になります(*’ω’*)
さて。メインディッシュのお披露目。今回のメインは、フランス産の鴨胸肉。シェフが持ってきてくれた焼きたてのお肉。これで８人前だそうです。皮の焼き色と脂の染み出る感じが反則級ですねぇ。
写真を撮り終わったらシェフがいったん回収して、再び出てきたときはこんな姿になりました。フランス産鴨胸肉 山葵
面白い切り方。皮と身の間の脂の層に注目ですね(笑) 脂ってあんまり得意じゃないだけど、この脂なら飲める。そのぐらい美味しいし、くどさがゼロ。シンプルなわさびオイルとピンクペッパーで食べるのがちょうど良い。
春夏秋冬を味覚で体験できるイルトラムのコースはほんと大好きです。
お店について（ネット予約OK）
更新履歴
2018/05/04 新規作成
2020/08/10 全体をリライト（ランチコース終了を追記）
