【休業】窯焼き割烹 黒泉(松戸):休業してしまうのが悲しい、5,000円で堪能するお肉のフルコース。

千葉

10月31日で休業してしまう、松戸の窯焼き割烹 黒泉
もっともっともっともっと行きたかったんだけど、結局1回しか行くことができませんでした。omakaseからの予約の競争率が高すぎる!営業不振なんて言葉とは無縁で、休業理由は恐らく買収した茗荷谷のミシュラン一つ星、中勢以に注力するためかな。お店があるのはスーパーの奥。店のバックルームとしか思えない場所にお店はあります。

コの字型のカウンターがあって、奥には窯があるのが見えます。ここで焼かれたぜっぴんお肉がいただけるのです。

場所はココ

お店は松戸駅前のキテミテマツドという建物の地下1階、スーパーロピア奥。

5,000円コース一択

料理は5,000円コースのみです。完全予約制で、席に座って飲み物を決めれば、目の前で美しくディッシュアップされていくエンターテイメント性の高いコース料理の提供がはじまります。

飲み物は5,000円くらいでペアリングもあるんですけど、そんなに飲めないので、単体で注文しました。飲み物は1,000円前後のものからウン万円のボトルまで色々。メニューには載ってないものももしかしたらあるかも(青天井?)COEDOビールが2種類あったので瑠璃(900円)を。

料理が提供される前に、食事はエンターテイメント!と言わんばかりに、この日使われる食材のお披露目。ピカピカの野菜。

お肉だけじゃなく、海鮮もコダワリ。

御料理は肉刺しからスタート。

あの窯で焼いたお肉が登場。タン元です。

このシルクのようなチーズはラスパドゥーラというもの。これは野菜やお肉と一緒に。美味しいなぁ、これ。とあとでネットで検索したら大きさと値段にひっくり返りそうになりました(笑)

シャトーブリアンやテート。アスパラも。ずっと噛んでいたい美味しさ。

日本酒を追加しました。楽器正宗 中取り(1,500円くらい)。1合を注文したらえらい大きな容器で出てきて真っ青になったけれど、下は空洞になってて、冷たい温度を維持するために水が入ってました。そんなわけないじゃん!と思うかもしれないけど、実際この量を1合だと言い張って出してくるお店を知ってるので(笑)

天体のような器がでてきました。この中には・・・

糸瓜の酢の物。カイノミを炙ったものがのってます。脂のうまみとさっぱりとした糸瓜がマッチ。

見事な箱うにはこんな料理に使われました。とろけるような霜降りのお肉の上にキャビアや金箔と一緒に。10皿くらいわんこ状態で食べられるやつです(笑)

太刀魚やお肉のだしが上品に利いたスープ。料亭の味ですね。

しゃぶしゃぶ

沸騰するだしに潜らせてややレアな状態で。さっぱりとして美味しい。

食べ終わったお鍋を回収し、残っただしは器に出してくれます。ちょっと煮詰まってきて味が濃くなってる状態で、ちょうど良い塩梅のスープに。一滴残らず飲み尽くします。

ラストはトリュフすきやき!玉子、お肉がセットされた上に、目の前で惜しげもなくトリュフをすってくれます!ごはんと玉子が見えなくなるほど。

これを縁にあるトリュフも中に入れてよーく混ぜ混ぜして・・・完成!
まず、このお肉を冷製すき焼きとして食べます。お肉がやわらかい!とろけるような質感なのに弾力がしっかりとあって、濃厚卵やトリュフの香りに負けない存在感。

そのあとは別添えのごはん(3口ぐらいの量)を入れて、卵かけごはんとして食べます。

シメは素麺とゴールドラッシュの炊き込みごはんのダブル(ごはんはおかわりOK)。

梅そうめんはほんのりとした梅の香り。

そうめんやご飯の味変アイテムはそのままそれだけ食べてもお酒のおつまみに。左からちりめん山椒、磯海苔、からすみ。

デザートはブランマンジェとフルーツ。

料理のひとつひとつのボリュームは小さいんですけど、品数が多く、食べ終わるころにはお腹いっぱいに。幸せなひとときでした。この時間を再び過ごせる日は来るのでしょうか・・・。

お店について

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