銀座のマンションの一角で復活した「ぺるしぃ」
以前、東銀座にあった、ビストロ「ぺるしぃ」。
現在、銀座のマンションの一室を使って、完全予約制(当日予約不可)でシェフ一人で切り盛りをされています。
以前は平日限定でランチをやっていましたが、現在はディナーのみとなっています。
10席くらいの小さなお店。
ディナーコースもあるようですが、人数集めて予めお願いすると、特定の食材を使った料理などのトクベツなコースもやってくれるようです。
隠れ家感満載で、東銀座にあったときからの常連さんが多く、予約のハードルが高いので、いつも友人のお誘いがあるとうれしくて飛び上がります。
変わらず絶品のパン!
ぺるしぃといえばこのふっかふかのパン!専門店のパンよりもおいしいです。
そのままでもおいしいパンですが、色とりどりの3種類のペーストも用意されますので、これをつけて食べます。
ペーストはその日によって変わりますが、焼きなすが入ることが多いですね。この写真は、グリーンは枝豆、黄色がとうもろこし、そして焼きなすです。
この日はサンマを使ったコースをお願いしてありました。
マンションの扉を開けると、いつものシェフの穏やかな笑顔が迎えてくれました。本当に、こんな感じの優しい笑顔です(^^)
前菜。白身のお魚のテリーヌ。ちりばめられているのは各地から取り寄せた厳選されたお野菜。どれも新鮮です。このテリーヌにはモンサンミッシェルのムール貝も入っていました。
「小さかったから入れちゃった♪」と言ってました(^^)
ぺるしぃは、厳選した食材を各地から取り寄せて使用しています。山形の食材が多いです。
ここで初めて知ったという、食材の品種も多いです。「じっくりいちご」とか・・・。
そしてメインの焼きサンマ。まるまる太ったパンパンのサンマ。そしてソースはデミグラスソースをベースにこのサンマのワタを使ったものです。
ふっかふかのパン(おかわり自由:でも焼いてある分だけです)でこのコクのあるソースをしっかり拭い取ります。
そしてごはん。里芋ごはんでした。パスタが出てくることが多いけれど、今回はご飯でした。
シェフ→「だって、さんまなんだから、ごはん食べたいでしょ?」
最後にデザート。かわいらしい。ぶどうのゼリー、桃のソルベ、チョコレートアイス。それに三日月のクラッカー。どれもおいしいです。パンといい、デザートといい、ここで、コースの一部としてしか食べられないのが悲しいくらい、おいしい。
近所でこんなパンが買えたら・・・。カフェでこんなデザートが食べられたら・・・。
ハーブティ
シェフは何日も前からいろいろなアイディアを思いめぐらせて、コース料理を決めているそうです。
そう簡単には食べられない、シェフの魂のこもったコース料理。だからすべてがおいしくて優しい味なんですね。
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