台北旅行が雨続きだったので、屋内で観光しようと思い、まっさきに思い立ったのは、あの翡翠のハクサイで有名な故宮博物院。世界四大博物館の一つです。何度か台北に行ったことがあるんですけど、意外にも故宮博物院は初めて。
故宮博物院への行き方
故宮博物院へは、MRT士林駅からバスに乗りました。バス停はピザハットの前。わかりやすい(^ω^)
このバス停から乗る人が沢山います。
故宮博物院につくと、他の場所だと言ってもちょろっとな運転手さんが、大声で「XXXXXX!」と言います。←たぶん「故宮博物院ついたよ!」と言ってる
そして、ほとんどの人が降りるんじゃないかっていうぐらい、ぞろぞろ降りていくし立派な建物が見えるので、降りそびれることはなさそうです。約30分で到着します。
建物だけでも一見の価値あり
故宮博物院は建物自体もすばらしいです。
上に上がって見る庭園も。
館内へ
建物に入るとまず1階にお土産コーナーがあって、故宮博物院のお土産を売っています。白菜グッズも。なので、建物やお庭を見たり、お土産を買ったり・・・と展示物に興味のない人でも、楽しめる観光地だと思います。ここまでは入場無料です。
展示物エリアに入る人は1階のチケット売り場でチケットを買います。この日は簡単に買えたけれど、混雑してる日は何時間も並ぶそうです。
チケット。2021年時点で大人は350元です。最新の入場料や開館時間は公式HPを確認してください。台湾な物価が右肩上がりでいくたびにいろんなものが値上がってます。
このチケットをもってエントランスへ。以前は写真撮影禁止だったけれど、現在は一部を除いてOKになっています。(自撮り棒・フラッシュ・三脚は禁止)
観光シーズンは凄く混むそうですが、この日はオフシーズンで、天候も悪く、平日ということで、すいてました。すいてるといっても、それなりに混んでましたけど・・・こんな感じで(;^ω^)
1~3階まで展示室はあるけれど、順路の規制がかかっていなければ、3→1階と降りていくのが良いです。こちらの目玉である翡翠の白菜と角煮がある部屋は302番。3階です。この部屋だけ大行列でした。しかも団体ツアーが固まって入口付近を通せんぼしているので困っていたら、スタッフの人が、「こっちから入っていいよ~」と手招き。ホッ。
この日、残念ながら、角煮はよその展示所へ出張中でした。そういえば、白菜も一時期日本に出張してましたね(笑)ほんとに一点ものなんだなぁ・・・。これが翡翠でできた白菜、翠玉小白菜です。清王朝時代のものです。白菜の緑色の部分にはイナゴとキリギリスがいます。白菜、イナゴ、キリギリスはそれぞれ、清廉潔白、多産、子孫繁栄を意味しています。
白菜以外にも、石器時代から清朝までの中国の美術品が膨大な数展示されていて、見ごたえがありました。やっぱり清王朝時代のものがやっぱり多かったです。
これは”毛公鼎”という、西周晩期のもので、内側に500文字の銘文が刻まれています。
この銘文は現存している青銅器に記されているものの中で一番長いそうです。
面白かったのはこの字の成り立ちの変遷をモニターで映していたもの。
これは「臨」です。んー?って感じですね(笑)
んー(2回目)。
お、おう。いきなりきたな( ゚д゚ )
もう、本当にめまいがするほどの所蔵品の数。
駆け足でなんとか1日見て回ったけれど、3日間ぐらい住み込みで見学したいです(笑)
庭園だって見そびれたし・・・
故宮博物院で買ったお土産
博物院に行った記念に、何か欲しいと思い、こちらのハンカチを買いましたが、想像以上に小さかったです。でも素敵。ハンカチとしてではなく、台の上に敷く飾りにしています。
あと、大体みんな、1個は買うんじゃないかって思う、ハクサイグッズも。ちょうど新居に冷蔵庫を買ったので、そこにくっつけるマグネット。なかなか強力な磁石です。これは1階の入場自由のお土産ショップもありました。
更新履歴
2017/12/28 新規作成
2021/09/06 全体をリライト