自由の女神とミュージアム(リバティ島):フェリーに乗って女神に会いに行く!

アメリカ

初めてニューヨークに行くとしたら絶対絶対行きたいのは自由の女神のあるリバティ島ですよねわかります(*’ω’*) そもそも私は、初めてニューヨークに行くまで、誤解していたことがあります。それは、自由の女神は本土にあって、ニューヨークのどこからでも見えると思っていたんです。

自由の女神はリバティ島という島にあること、そこへはフェリーで行くこと、本土からはそう簡単に見えないということを、今回の旅行で知りました。

事前にウェブでチケットを購入

自由の女神のあるリバティ島へは、バッテリーパーク内にあるフェリーターミナルから行きます。この往復フェリーチケットが実質、自由の女神の鑑賞券ということになります。リバティ島への入場者数は制限されていて、ターミナルに集合する時間は8時~15時まで、1時間ごとに指定します。

このチケットには3種類あって、

①Reserve ticket (往復フェリーのみ) $26.25
②Reserve with Pedestal Access(往復フェリー+自由の女神 台座へ入場)$26.25
③Reserve with Crown ticket (往復フェリー+自由の女神 王冠の展望台へ入場) $29
です。①は当日券や直前のネット予約でも買えますけど、②③は事前のネット予約が必要な上、特に③は3か月くらい前には申し込まないと、買えません。私は3日前に③を買おうとして泣きました(笑) ②も最低1か月前です。

ちなみに王冠・台座とはここのこと。台座まで上がるにはエレベーターと階段があります。

王冠。よく見ると確かに窓が・・・。ここに上がるには狭くて急な階段しかないそうなので、体力がないときつそう。

①の往復フェリーチケットだけなら、当日でも買えるけど、かなり並ぶ上、フェリーに乗る前のセキュリティチェックだけでも時間がかかるので、せめてチケットくらいは事前に買っておいたほうが良いです。ネット予約は公式サイト(英語のみ)からできます(クレカ決済)。予約したらメールアドレスに送られてくるチケット(PDF)を印刷するかスマホに入れて当日会場へ。

ちなみに今回は、ニューヨークから行ったけれど、ニュージャージー州側からリバティ島へ行くこともできます。同じく上の公式サイトのリンクから予約できます。リバティ島は実はニュージャージー州・・・!

フェリーチケットについて

最初はリバティ島に行くことしか考えてない人が多いと思うんですけど、このフェリーチケット、リバティ島以外にも停車します。それは移民局が置かれていたことから”移民の島”とも呼ばれるエリス島です。エリス島で降りないでそのままニューヨークに戻ることもできるけど、チケット代金に含まれてるし、お土産屋さんもリバティ島より大きいので、降りちゃいましょう。

【往路】
バッテリーパーク → リバティ島

【復路】
リバティ島 → エリス島 → バッテリーパーク

バッテリーパークへ

フェリーの出るバッテリーパークは、地下鉄South Ferry駅が一番便利だと思うんですけど、路線の関係で、Whitehall St.駅で降りて行きました。こちらもSouth Ferry駅のすぐそばです。

ちょっと歩くと、フェリーターミナル駅に到着!と言いたいところですけど、リバティ島へいくフェリーに乗るのはココじゃないんです。ここの入口でスタッフの人が絶え間なく、「リバティ島へ行くフェリーはあっち!」と案内してました。

実際ターミナルに近づくとこんな感じに、自由の女神のマークに”←”。(わかりずらい!!!)

矢印の方向に行くとまたところどころに矢印があるのでそれに従って歩いて行きます。

途中チケット売り場への矢印と、セキュリティスクリーニング(セキュリティチェック)の矢印があるので、チケットを持っていない人はチケット売り場へ、持っている人はスクリーニングへ。

ここまでくると自由の女神が見えます(いっぱいズームしました。実際はもっと遠い)

ここがセキュリティチェックの場所。ここにチケット購入時に指定した時間に行きます。
ここでするチェックは手荷物のスキャンはもちろん、ボディスキャンもあります。空港並です。バッテリーパーク内広いので余裕を持っていった方が良さそうです。私は9時に間に合うように行ったんですけど9時10分に到着しました。というわけで既に人がたくさん。

沢山並んでいたので心配したけれど、並び始めてから、実際にフェリーに乗るまで25分弱でした。船内にはコーヒーやパン、お土産を買える売店もありました。

リバティ島へは10分ほどで到着します。どんどん自由の女神に近づきます!

大きな建物はないけれど、間違いなくここは、アメリカの中”心”。

青空に映える自由の女神。圧巻の存在感。

着いたらまずAudio Tourをゲット

リバティ島に着いたら、まず、Audio Tour(音声ツアーの機械)を借ります。対応言語の国旗があります。勿論日本語もあります。

この機械だけはなかなか進化しませんね。このAudio Tour、ちょっとやそっとの案内じゃありません。これを真面目に全部聞いていたら1日かかります。帰る時にこのブースの近くにある返却ボックスへ入れていきます。

2019年オープンのミュージアム

島内にあるこの建物。ミュージアムです。ここでは、自由の女神について、自由の女神が完成するまで、完成した後アメリカの混沌とした時代と共にあった自由の女神について、知ることができます。2019年5月に開館したばかり。館内は全部英語ですけど、Audio Tourがひとつひとつ細かく説明してくれます。

屋上は展望スペースになっていて見晴らしが良いです。マンハッタンが見えます。

ミュージアムの中央にボンッ!と置かれているトーチ。このトーチは、自由の女神が完成した1886年から1986年までの100年間、実際に使用されていた本物!レプリカじゃないんですよ!ガラスも何もなく、こんなに間近に見られるのってすごい!

これもインパクトあります。自由の女神の顔のレプリカ。本物と同じ素材で造り、顔の凹凸も精巧に再現されていて、おさわり推奨です。

自由の女神を作る工程や写真、当時の道具なんかも展示されています。

足の部分を作る工程も。

原寸大レプリカ。とっても大きくてツルツル(これもおさわり推奨)

ところで、ミュージアムに来るまで自由の女神って、てっきりアメリカが作ったものだと思っていたんですけど、違いました。
フランスからの友好の証としてのプレゼントなのです。本当はアメリカ独立100周年にあわせて贈りたかったそうなんですけど。こんな巨大な像をフランスから海軍用輸送船で送るなんて凄い。(輸送するのに214個に部品をわけたそうです)

ちなみに、台座の部分は、アメリカ側で作ったそうです。台座については最終に残った候補たちの模型も飾られていました。女神像が映えること、造りやすさなど、考慮されて今の台座のデザインに決められたそうです。

そんな自由の女神の歴史を知ることができる展示物が他にもたくさん!アートとしても素敵なものばかり。

歴史を説明したムービーも。

このミュージアム、Inspiration Galleryというちょっと面白いものがあります。ミュージアムを訪れた人に自分の写真を撮ってもらい、その人の国の国旗と共に、この大きなスクリーンに流すんです。

集められた写真や国旗で作り上げられる自由の女神も壮観。

スクリーンの目の前にあるココで写真を撮ることができます。撮った写真は、指定したメールアドレスに送ってもらうこともできます。私もやりました。白状すると何かわからずポチポチやってたら写真が撮れちゃって、あ、そういうものなのか、と理解しました(笑)

360度、自由の女神を眺める

ミュージアムで自由の女神について勉強した後、改めて、自由の女神をぐるりと周ってみてみました。

遠くから見ると、そこまで大きく見えないトーチも、結構大きいんだなぁ、と感慨深い。

台座。ちなみにこの台座の下も、台座もしくは王冠へのチケットを持ってる人しかあがれません。

食事やお土産が買える場所もあった

島内にもCrown Cafeという食事のできる場所やお土産を買える店もあります。
でもこのCrown Cafe激混みで、私はそんなにお腹もすいてなかったので諦めました。食べてる人はまだ少なかったんですけど、買い物や注文に長蛇の列でした。

ハンバーガーやコーヒーを売ってるファストフード店や、お惣菜を買えるお店等がありました。

こちらはお土産屋さん。色々売っていたのでいくつか買ったんですけど、お土産屋さんは、この後行ったエリス島のほうが広く、種類も多かったので、ちょっと後悔しました。エリス島へ上陸する人はここでお土産を買わなくても良いです。ここに売ってたものはたいていエリス島にもありました。

リバティ島からエリス島・バッテリーパークへ

一通りリバティ島を満喫した後は、復路のフェリーに乗り込みます。
復路のフェリーは途中で、エリス島に停泊するので、もちろん、降りてエリス島を観光しました(*’ω’*)

ちなみに、復路の船に乗る時、リバティ島でも、エリス島でもチケットの確認はされませんでした。船はバッテリーパーク(ニューヨーク)行きとニュージャージー行きの2つあるので気を付けてください。私は幸いバッテリーパークに戻れたけど、船を全く確認してませんでした/(^o^)\

更新履歴

2020/03/21 新規作成
2020/05/03 全体をリライト

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