築地で天ぷらを食べられるお店は少なく、場内では「天房」、場外では天ぷら 黒川と以前紹介した「長生庵」ですね。長生庵はおそば屋さんなんですが、天ぷら目当てで行くことが多いです(^^ゞ
「天ぷら 黒川」東京メトロ築地駅から歩いて5分くらいで、晴海通りから小道を入ったところにあります。築地場外の中心からそんなに離れていないんですがこのエリアは静かですね。
向かいには丸ちらしが人気の「本種」があります。築地は場外の中心から離れたところにもおいしいお店がたくさんあります(^^)
4人がけのテーブル席2つ、そしてカウンター席と、とても狭いお店。店内に荷物を置けるスペースはありません。席を立つのも大変。冬場はコートを脱ぐのもためらう狭さです(食べずらいから脱ぎますけどね)
カウンター席からはご主人が揚げている姿がしっかりと見え、臨場感があって楽しいです。狭いので、店内にごま油の香りが充満します。テーブル席の場合、相席になります。
お店の女性は、メニューを渡すとき、必ずコースのページを開いて出します。
コースは数品の天ぷらがひとつずつ(ふたつの時もあり)丁寧に揚げられ都度出されます。最後はかき揚げ(丼)が登場します。
時間があるときはこのコースも楽しいのですが、サクッと食べたいときには、天丼が重宝します。
黒川では天丼を数種類用意していて、ボリュームたっぷりの特製天丼は2,000円、それ以外は1,500円です。
今日はその丼メニューから二つ紹介したいと思います。
丼メニューはランチタイムのみの提供で、夜は完全予約制です。
かき揚げ天丼
単純に”かき揚げ”というと、たまねぎやにんじんなど複数の野菜と桜海老がまあるくひとつまとめられ揚げられたものを想像すると思いますが、ここのかき揚げ天丼は違います。
メインは、ホタテです。ホタテ。海老もちょこっといますが、主役はホタテ。白い塊はみんなホタテです。サクサクの衣とごま油の香り、そしてホタテの甘みがたまらない一品で、満足度がとても高いです。
いつも思うんですけれど、料理名を「ほたてのかき揚げ天丼」とかに変えたほうがお客さん増える気がするんですよね(笑)
上天丼
こちらが上天丼です。ちなみに”並”はありません。見た目はごはんが見えていてちょっと寂しい感じもしますが、ボリューム的には、私にはちょうど良かったです。
このときは、エビ天が二つ、穴子、帆立なんかも入ってました。衣が面白い形に揚がっていて食べてみないと何だかわからないものが多かったです。
黒川はこの天丼のたれがおいしいんですよねえ。
特製天丼という気になる存在・・・
隣で注文していた方がいたのですが特製天丼の丼は一回り大きく、「あっ、これは無理だ・・・」と悟りましたが、やっぱりちょっと食べてみたい気もします。今度頑張ってきます(^^)
他には海老天丼、野菜天丼、穴子天丼があります。
そうそう。天丼にはお味噌汁がつきます。具はえびの頭。それも大体2~3個ぐらい入ってますね。贅沢なお味噌汁です。
ただし、出がらしという感じでほとんど味はしません。
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