大嘗宮(皇居東御苑):大嘗祭の舞台。18日間のみの一般公開へ行ってきました

東京

皇位継承の宮中祭祀、大嘗祭のために皇居東御苑に建てられた大嘗宮。大嘗祭終了後に約2週間一般公開されると聞いて行ってきました。見られると思ってなかったので嬉しい!雨が降っていたせいか、それとも平日だからか、待ち行列等はなく、スムーズにゆっくりと見ることができました。

入場は坂下門から。まず、手荷物検査があります。続いて金属検査があります。

大嘗宮一般参観の日程など

大嘗宮の一般参観は2019年11月21日(木)から12月8日(日)まで、時間は9時~16時まで(入場は15時まで)です。入場は無料です。

皇居は紅葉も見ごろ

坂下門から大嘗宮へ向かう通りには、紅葉している木が沢山ありました。11/30から乾通りの公開も始まりますけど、この通りだけでも十分紅葉が楽しめましたよ。富士見櫓と紅葉の饗宴が美しい。

桜も咲いてました。十月桜かな?

そんな通りを歩いていると、見えてきた大嘗宮。

大嘗宮

これが、11月14~15日の間、大嘗祭がとり行われた大嘗宮。大嘗祭は天皇の皇位継承時だけ行われる宮中祭祀の中で最高の重儀。公開後は解体されるそうで、勿体ないという声もありますけど、確かに、長期保存できる建物ではないですね。早めに取り壊さないと倒壊しそう(;^ω^)

昼間だし、参観客も多いので、テレビで見たような厳かな雰囲気はあまりなかったけれど、それでも貴重な建物。
南神門(みなみしんもん)を、衛門幄(えもんあく)が挟むこの、大嘗宮の中心が一番人気の撮影スポットでここだけごったがえし(笑)

黒木灯籠。いろんな角度から写真を撮ってみたんですけど、悠紀殿と主基殿はうまくカメラに収めることができませんでした。

てっぺんだけちょこんと。左が主基殿、右が悠紀殿。

大嘗宮の左側を通って出口に向かうんですけど、その時に主基殿がよく見えました。悠紀殿も見えます。

大嘗宮への行き方

大嘗宮へは、皇居坂下門から入ります。他の門からは入ることができません。坂下門は東京駅からだと丸の内口からまっすぐなので、わかりやすいです。私は日比谷から(正確には銀座)から行ったのでちょっと坂下門は遠かったです。

大嘗宮への行き方は二重橋前まで来てしまえば沢山警察がいて交通誘導しているし、みんな同じ方向に向かっているので、大体大丈夫です。一応宮内庁のサイトで案内図のPDFが公開されてます。

(11/30~)乾通り一般公開も見たい場合

上で大体大丈夫、と書いたのは、11月30日からは毎年恒例の乾通りの一般公開が始まるのです。なので、流れは2通りになります。坂下門から入るのは同じだけれど、大嘗宮の経路と、乾通りの経路は違います。乾通りの途中にある、西桔橋から大嘗宮の経路に入ることのみ可能だけれど、それ以外は合流できる場所がありません。

なので、両方見たい人はいったん乾通りを参観してから、出口である乾門から出ないで(出てしまうとまた坂下門から入らないといけなくなる)、西桔橋を通って大嘗宮に行く経路になります。

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