夏見屋(下総中山):寺町にある大正創業の老舗で蕎麦前と喉越しの良い十割そば!

千葉
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下総中山にあるお蕎麦屋さん、夏見屋はお気に入りのお蕎麦屋さんの一つです。このお店は、大正12年に創業した老舗のお蕎麦屋さん。店内で、石臼で挽いた手打ちのお蕎麦を頂くことができます。以前はもっと味のある歴史を感じる趣だったんだけど、近年改装してモダンな印象に。

この暖簾は確か、以前と同じデザインだと思います。下総中山は寺町なので、法事等の貸切や予約が多く、来る際は事前に確認したほうが良いです。

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場所はココ

JR下総中山駅から、法華経寺に向かって商店街を歩いていくと踏切手前にあります。京成を使う人は京成中山駅からすぐですけど、各駅しか止まらない駅なので、京成沿線の人でなければ、JRを使った方が良いです(同じ各駅しか止まらない駅でも本数が全然違います)

店内のようす

店内は厨房に面したカウンター席とテーブル席、そしてボックス席があります。席数はまあまあ。30席ぐらいかな?

メニュー

おそばやうどん、おつまみなど、レギュラーメニューがあります。

うどん。基本的にそばでできるものはうどんでもできるようです。

それ以外に季節のメニューも豊富。蕎麦前が充実(*’ω’*)

季節のお蕎麦も。

美味しかったものを紹介するよ

お酒を注文するとお通しがつく

少し蕎麦前を楽しもうということで、八海山を注文しました。小さい瓶で400円ぐらいかな?正確な金額は覚えてません。お酒を注文した人だけお通しがつきます。今回はあさりの時雨煮でした。お酒にはもちろん合うし、お茶にも合ったそうです。

鰯のなめろう

”本日のメニュー”にあった鰯のなめろう(650円)を注文しました。石の上に積み上げられたなめろうがキレイ。細かめに叩かれた鰯とたっぷりの薬味。味噌は少な目です。ねっとりとした鰯の食感を味わうことができる料理でした。ここは普通のお刺身も美味しいんだろうな、と確信しました。

稚鮎と野菜の天ぷら

もう一つ”本日のおすすめ”から、稚鮎と野菜の天ぷら(1,800円)。出てきた姿にびっくり。お皿の上で鮎が泳いでる!(^ω^) 鮎は大小6尾。稚鮎どころか、鮎すらもう終わるんじゃないの?という時期だったので、稚鮎と呼ぶにはちょっと大きなものも。

大きな鮎についていくように配置されていてかわいい。サクッと揚がった鮎は頭のほろ苦さと、ふわっとした身の食感がよく、時期ハズレなのにこんなに美味しい稚鮎を食べられるなんてびっくりでした。天つゆと塩を出してくれたんですけど、申し訳ないことに、何もつけずに食べるのが一番美味くて、ほとんど使いませんでした。一緒に盛り付けられたお野菜も美味しい。

ちなみに数日後に行った時はもうありませんでした。

桜海老と辛味大根のぶっかけ蕎麦

シンプルな辛味大根おろし蕎麦(1,200円)にプラス100円した、桜海老と辛味大根のぶっかけ蕎麦(1,300円)は一度なくなって復活したメニューなんですけど、これ、そばを多い隠すように桜海老と長ネギのかき揚げが縁を囲み、その内側に海苔。中央にはたっぷりの鰹節!大根おろしもいるんだけど、全然見えない!もはや”辛味大根おろしそば”感ゼロ!(笑)

これは、凄いボリューム!でもかき揚げはサクサクだし、お蕎麦も美味しい。つゆをぶっかけて頂くんですけど、このつゆがまた主張しすぎず、控えめ。それだけに蕎麦と桜海老の香りが十二分に感じられます。これはスゴイなー。

鴨せいろ

これは、鴨せいろ(1,500円)です。”絶妙な火加減で鴨に火を入れました”とメニューにある通り、本当に絶妙。レアではないんです。全て火は通りきっているのに、柔らかくレアのような食感。脂の甘味も良いです。そして結構お肉沢山入ってます(*’ω’*)

鴨つゆが濃そうな色をしてるけど、実際飲んでみるとすっきりとしていて、そんなに濃くはないです。鴨以外にも三つ葉やネギ・山菜等具だくさん。蕎麦をひたす場所を探すのが大変なぐらい(笑)

お蕎麦も綺麗。細めでのど越しが良いです。

そば湯

そば湯はそば湯のために別途蕎麦粉を溶かしてつくっています。なので、どろりとした濃厚なそば湯で香りも強い。最後まで蕎麦と楽しめるお店。素晴らしい\( ‘ω’)/

お店について

更新履歴

2018/12/31 新規作成
2020/07/19 全体をリライト

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