新富町:メヌケのすき焼き風が記憶に強く残った「鮨はしもと」 の2018年春

新富町・茅場町・八丁堀

思えば、これが初めてです。新富町にある、予約がとりずらくなったお店鮨はしもとに自分で予約をしたのは(笑)

初めての予約だったので、控えめに、2人で予約していきました(^ω^)

自分で予約していくとちょっと緊張しますね。
鮨はしもとがあるのは、地下鉄新富町駅と八丁堀駅の中間ぐらいの場所。

現在のおまかせコースは18,000円(税別)。おつまみとにぎりで構成されています。予約は電話のみになっています。17時台と20時台で2回転。この予約を取るために、毎回サバイバルゲームのようになってます。

飲み物は毎回橋本さんのチョイスにおまかせですが、日本酒半合。”廣戸川”です。福島のお酒ですね。ちょっと辛口ですっきりとした飲み心地。春を感じる苦味の残る菜の花のおひたしと相性ばっちり。正直、私、このコップで出されるのちょっと困るんです。一気飲みしそうになるから。どう見ても一気を推奨する形状/(^o^)\

飲み物のメニューはありませんが、日本酒、ビール等があります。ワインはない模様。
コース料理なので、席について、飲み物を注文すると、自動的にスタートします。橋本さんは寡黙に仕事をする人なので、ハデな出し物(笑)はなく、サラッと挨拶をしてコースがスタートします。

コースは先につまみが出てきて、にぎりが後半です。
今回は3月だったので、春満載のコースでした。ちょっと冬の名残を感じることもできて、季節感たっぷりでしたね!

次に出てくるのはお刺身。平目率90%ぐらいだと思うんですけど。少なくとも私が行ってるときはほぼ確実に平目が出てきます。今回もそうです(左)。そしてこの安定感と言ったら・・・。
右はアイナメ。どちらも熟成されていて噛むごとに味わいが。

そしてアオヤギ。コリコリとして美味しい。これを握ってほしいなあと思いつつ。

次に出てきたのは白子。前回1月に食べたものと同じ。昆布だしに浸かった白子です。この上なく、プリプリとした白子。名残の冬。

このわたの茶碗蒸し。鮨はしもと、日本橋蛎殻町すぎたで何度か食べているこのわたの茶碗蒸しですが、今回が一番わたの旨みがはっきりとして好きでした。

2杯目のお酒は”貴”。最初の廣戸川が美味しかったので、似た感じのお酒をお願いしたところこれが。結構違う系統でかなりフルーティなお酒。似たようなもの、とお願いしつつも全く同じものが飲みたかったわけではないのでこれはこれで正解(笑)

メヌケのすき焼き風。その名の通り、メヌケをちょっと甘辛く煮て黄身あんをかけたもの。
今まで食べたことのない味に、ちょっと感動しました。メヌケの身がプルプル。

続いて出てきたのはこちら。メカジキ煮、あん肝の味噌漬け、干し数の子。お酒にピッタリなのは言わずと知れたこと(笑) 特にこの干し数の子の弾力が良いんですよね。

前半のつまみが終わりであることを示すのは焼き物。結構太刀魚が多いです。今回も。はしもとで一番好きな焼き物は太刀魚なので嬉しいです。脂がのっててとても美味しい。皮の香ばしさったらないです。

そして、後半のにぎりがスタートすることを知らせる、ガリが登場。このガリ、はしもとさんでは業者から仕入れたものを、更に漬け直しているというコダワリ。すっきりとして美味しいので、お寿司が出てくる前にほとんど食べちゃう人もいます(笑) なくなったら足してくれますから大丈夫です。

ひとつ目はコハダ。毎回ほぼ必ずコハダが出てくるので定点観測的な存在です。
そういえば、やっぱり私ははしもとやすぎた、鮨由う以外ではコハダは食べられないみたいです。出てきたら頑張って食べますけどね(;^ω^)

2つ目は真鯛。はしもとで好きなのは特にこの真鯛。毎回安定して、香りが良く美味しいです。弾力のある食感と皮目が良いです。正直、コースの中でアタリハズレが多いはしもとで、真鯛は安定してます。

次は白魚。白魚はここでは初めて食べました。身がふんわり!

赤身。赤身も安定して美味しいですよね。はしもとは。

です。肉厚で噛むごとに香りが口の中に広がって幸せな気持ちになります。

いい鳥貝です。春先に美味しい鳥貝に会うと本当にうれしい。ワタの旨みがたまりません!

まぐろのはがし。なんと以前、追加していただいたまぐろのはがしが今回はコースに入っていました!やっぱりこのはがしは良いですね。はがしはまぐろの大トロの筋の部分を丁寧にはがしたもの。脂がのってて無茶苦茶美味しいです。

前回も食べたマスノスケ。今回は更に脂がのっていました。藁で燻してあって、香りが良く、脂もくどくないのでスルッと入っていきました。

車海老。毎回楽しみにしている車海老ですが、今回も美味しい。

青森のうに。しっかりとした硬めのうにです。甘くて、磯の香りが心地よい。

最後は穴子。毎回このホワホワさは揺るがない!こうして握り11カンが終了。よく食べる人と一緒だと勢いにまかせて追加をするのですが、今回は二人でひっそりと頂いたので、追加無しで終了。

最後はしじみ汁と、デザート的位置づけの甘い玉子焼きでシメ。しじみ汁は黒いお椀で来るので、しじみのエキスがやばいぐらいに視覚的に感じ取れますね。

新子の時期に行けたら行きたいなぁ。予約とってないけどなぁ|д゚)チラッ

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