昨年2016年11月19日に築地場外に「築地魚河岸」という建物がオープンしました。現在プレオープン期間中です。
市場がなくなっても”築地”を残すために
築地魚河岸は、築地市場移転後も築地の活気とにぎわいを将来に向けて継承するため、中央区が設置した、仲卸を経営母体とした小売り店約60軒が入居する生鮮市場です。
築地魚河岸は「食のプロに支持され、一般客・観光客にも親しまれる、食のまち築地のにぎわいの拠点となる施設」を目指しています。
(築地場外市場公式HPより)
もともと「築地魚河岸」は、豊洲移転後にも築地で買い物ができるようにと、中卸を中心に生鮮系の小売店が約60店舗集結した施設。詳しい館内MAPはこちらで。
鮮魚、果物、野菜と、築地場内でも名のある中卸が多数出店していて、通りを歩いて眺めるだけでも、質の良さがわかります。
本当は11月初旬にオープン予定だったんですよね。
豊洲移転延期により、こちらも計算が狂ってしまった感じです。
おそらく、移転しない限り正式オープンにはならないのかもしれません。
現在は一般のお客さん向け
お店の買出しに来る人たちのために、当初9時までは観光客の利用は禁止されていたのですが、築地市場が継続しているため、プロのお客さんはみんなあちらへ行ってしまうため、現在は平日は一般のお客さんウェルカムです。
一応、見学は10時からということになってますが、普通に入って大丈夫です。たぶん10時からというのは、10時過ぎないと品物も揃わないし、解体ショーもないので見に来てもショーガナイヨ!ということでしょう・・・。
建物は『小田原橋棟』と『海幸橋棟』の二つに分かれています。どちらも見た目は同じなのでわかりずらいですが、晴海通りに面しているほうが、『小田原橋棟』で、3階にフードコート「うおがし食堂」や休憩スペース、テラスがあります。
両棟は3階に連絡通路があり、つながっています。
3階へは、外からエレベーターでも行くことができます。
3階にはフードコート
3階のフードコートは、「揚げ物」「海鮮」「中華」「カレー」「喫茶」の5ブースで構成されています。
※中華ブースにやじ満が入店予定でしたが、完全に立ち消え、現在は”中華”の文字もなくなりました。
それぞれ、場内のお店が営業しています。
以前は名前を書いてなかったのですが、現在はお店の名前を貼ってます。絶対書いた方が人入ると思いますよ(^^)
「揚げ物」ブースは小田保がやっており、『小田保2号店』と呼ばれています。名物カキミックスもありますよ(^^)
「カレー」ブースは鳥藤です。とりそばもあります。
当初作られていた中華ブース。席は現在は”中華”の文字が消え、小田保が使ってます。
特に場内がやっている時間はどこもかしこも空いていますが、提供しているものは場内とかわらないクオリティなので、現在、早い時間の「築地魚河岸」は穴場スポットです。
建物は、フードコートから外のテラスに出られる仕様になっており、晴れた日はこちらで喫茶コーナー(愛養)で買ったコーヒーを飲んで休憩するのも気持ちよさそうです。
こういう建物だと、遅い時間や日曜でもやっていそうに思えてくるんですが、営業時間は朝7時~15時、お休みは築地市場の休市日と同じです。
建物内のルール
客が立ち入ることができるのはお店が立ち並ぶ両棟の1階と海幸橋棟の3階フードコートと休憩所のみです。
それ以外は業務用エリアになります。
また、1階での食べ歩きは禁止です。お弁当、コーヒー、サンドイッチ(かにぱん)など売ってますが、1階では食べられません。
1階の外(築地魚河岸の敷地内外)で立って刺身などを食べている人も見かけますが、今は見てみぬふりされてますが、これもそのうち規制されると思います。
↑大体若者グループなので「青春ダナア」と思う反面、「それじゃ食べた気しないでしょ(笑)」と思うのであります・・・。
いや、というか教えたくなります。
”1階で買ったものは、3階の休憩所か、外のテラス席でゆっくり食べられるよ!”と。
更新履歴
2017/04/05 新規作成
2018/04/10 中華ブース撤去追記、キタニ水産の記事リンクを追加
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