鮨はしもと(新富町):移転前、最後の訪問で鮑・鰯巻き・鮎・新子と夏の贅を堪能

新富町・茅場町・八丁堀
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8月上旬、新富町にある鮨はしもとに行きました。はしもとさんは8月中~下旬に、少し離れた場所に移転して、旧店舗はこれが最後の訪問となりました。約4年の歳月と経てずいぶん年季の入った感じになりましたね。

この訪問時点では昼夜ともコースは22,000円(税抜き)だったけれど、移転後は23,000円(税抜き)になってるそうです。あと、ネタの仕入れ状況によってコースの金額も少し変わるとか。

ゆっくりお寿司を楽しめるのは、やっぱりお休みの日のお昼かな、ということで、今回も日曜のお昼に伺いました。

今回も飲み物はおまかせで日本酒を。突き出しの茶豆とほぼ同じタイミングで登場した、純米吟醸 伯楽星。はしもとさんではたびたび出てきます。飲みやすいお酒です。半合なのでコップです。

最初に出てくるお刺身。今回はブリンブリンの弾力が特徴のクエ

石垣貝。貝の甘味がバーンと出て、食感も良いです。

続いて鰹のタタキ。和がらしの少しツンとした感じが良いです(#^^#)

そして、この時期の楽しみの筆頭、あわび!下にある肝ソースと絡めて食べると極上の食べ物に。あわびの身の風味と食感・そして肝ソースのコクと軽い苦味がたまらない。そしてこのタベモノ、これで終わらないんですよ・・・。

この後、シャリを乗せて、角切りにしたシロイカと、更に肝ソースを足してくれるので、これをぐちゃぐちゃ混ぜていただきます。イカのコリコリとした食感と肝ソースのコクがばっちり合います。丼で食べたいぐらいです、これ(*’ω’*)

続いて鰯巻き。きれいな断面。中央の黄色いの・緑色のはたくあんと浅葱。この食感がアクセントになります。イワシも脂がのっていて美味しい。

せっかく夏に来たので、夏酒をお願いすると、いくつかリストアップしてくれ、その中から鶴齢 爽醇に。

毎回楽しみな茶碗蒸し。今回はカニの茶碗蒸し。カニの旨みが口いっぱいに広がりつつ、卵あんを堪能する邪魔はしないという、すばらしい茶碗蒸し。

珍味は3種。赤うに。甘みがあって美味しい。

白エビ。からすみとともに。ねっとりとして美味しい。ちょこっとえびのヒゲがあるのはわざとかな。これがあるからさらに海老の風味が強く感じられるんだろうと思う。

鮎のペースト。この鮎のペーストは本当に絶品です。誰が言ったか、「瓶詰して持って帰りたい」。本当にそうです。鮎の姿かたちがないけれど、口の中に入れると、鮎の全身を感じることができます。

おつまみのトリを飾るのはやっぱり、焼き物。今回は赤ムツでした。

さて、にぎりの部へ移るんですが・・・つまみを食べてるときから見えてたんです。
新子を仕上げる橋本さん・・・!8月の上旬ですから、やっぱりこれを期待してました!前週に行かれた人たちは食べてなかったようなので、どうかな?と思ったんですけど。ほんと嬉しい!(*’ω’*)

というわけで1カン目は新子。3枚付です。3枚付が一番やっぱりポピュラーな気がします。

新子が出回る時期はコハダも美味しい。新子もコハダも天草のものだそうです。

イサキ

今回の鮪は三厩産。まずは赤身から。

クロムツ。神津島産。食感がとても良いです。

サゴシ。藁で燻してます。はしもとさんのサワラ系は毎回美味しい。

まぐろ2カン目。トロと言ってもみた感じ、かなり赤身が強い。脂も控えめ。私はこのぐらいが好きです。

少しトロリとした感じの北寄貝。甘みが強い。

。口の中に入れたときに香りがふわっと広がるのがいいんですよね。

鮪3カン目。トロ。2カン目のトロよりも脂が多い。筋の部位ですけど、筋っぽい食感はほとんど感じず。脂もさらっとして美味しい。

宇部の車海老。今回の車海老はまあまあかな。最近は当たりをひきすぎてたかもしれない(笑)

うに。これは美味しい。甘みがあって香りもしっかり。

穴子。ほわほわ。文字にする必要がない、写真から見てもわかるほわほわ差加減。

しじみ汁

玉子焼きでコースは終了。

もう1カン何か食べたいなぁと思い、イワシを選択。酢〆したイワシ。最後まで美味しくいただきました。

この光景もこれで最後かぁ・・・と感慨深く店内を見回しながら、考えることは「次いつ予約取ろう・・・」でした(笑) 次回、新店舗への訪問が今から楽しみです(*’ω’*)

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お店について(移転後)

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