新富町の鮨はしもと2号店に行ってきました!鮨はしもと2号店と唐突に言ったら「なんぞや?」と思う人も多いかもしれません。鮨はしもとが開業した時の場所は移転後も橋本さんが掴んでいて、以前も一番弟子だったかずきさんが2号店として期間限定営業をしていたんです。今回はちょっと違っていて、ちゃんと2号店になるんです!1番弟子の紺野さんが大将となって、鮨美幸という名前で2022年6月にオープンします。今回はまだプレオープンということで、看板・のれん全てはしもとさんのまま。
場所はココ
新富町と八丁堀の中間にあります。鮨はしもとからも近いです。
コースについて
今回私たちが頂いたのはまだプレオープン前ということで特別コースになります。
正式オープンした暁には
ランチコース(にぎりのみ) 8,800円
ディナーコース(つまみ+にぎり) 17,600円(それぞれ税込)
になります。
予約はOmakaseでできます。
店内のようす
はしもとさんの時とほぼ変わらず、座り心地のよいイスが8席、L字型で厨房を囲むように造られています。
プレオープンの特別コース
コースの構成ははしもとさんとほぼ同じです。お値段がお安めな分、おつまみが少し少ないけれど、そもそもはしもとさんのコースのボリュームは私にはあまりにも多いので、ちょうどいいです(笑) まずは1杯目のお酒をいただきます。渡舟という茨城のお酒を半合で。お酒のチョイスも紺野さんたちでしているそうです。
まず出てきたのがこちら。貝と青菜の煮びたしのようなもの。貝と青菜の香りがさわやかで春を感じさせてくれる一品。
次に出てきたのが、はまぐりご飯。はまぐりと酢飯を和えた一品です。ご飯だけど完全なるつまみです。貝の香りが爽やか。
次に出てきたのはかつお。藁焼きと血合いの部分の漬けの2種類。血合いの部分のコクがたまらない。生姜でさっぱりと。
厚みのある帆立。甘みが際立ってました。
牡蠣。
次のお酒を。早瀬浦。少し濁りがあって甘めのお酒。
早速にぎりへ。まずはこはだ。橋本さんの師匠、杉田さんからずっと引き継いできたこの流れ。
春子鯛。
いか。ねっとりとぱっつんの中間。
3杯目のお酒は大信州。そしてこちらが大将の紺野さん。橋本さんのところに来てからまだ2年くらい。で2号店を任されるんですからスゴイですね。
赤身。
北寄貝。この飾り包丁の入れ具合がまたいいですね。更に甘さが引き立つ。
ます。香りがいい。
鯵。なんか手まり寿司みたいにころんとなってますね(笑) やっぱり包丁の入れ方がイイですね。橋本さんとはまた違う印象。
トロ。ほんのり聞かせた芥子がいい。
みずみずしいいわし。
赤貝。磯の香りが堪らない。
そして・・・!ほたるいか!がっつり叩いた蛍烏賊を軍艦で。わたと身が一体となってシャリともバッチリ!これには一同、顔に思いが隠せない。「これ絶対おかわりしたい・・・!」
穴子。ホワホワです。
橋本さんが捨てようとしてたところをすかさずゲットしたという鳥貝のひも(笑)
これは軍艦になりました。シャクシャクとした食感がいい。
最後は幹事さんの事前のお願いにより用意していただけた太巻きを。
お高いお寿司屋さんだとこういった切れ端は出さずに捨てるんだそうですが、なにせ切れ端一つ残さない食い意地のはった我々ですから( ˘ω˘ )
太巻きだけじゃ飽き足らず、我々は更にまた面倒なお願いを・・・それは「さっきの蛍烏賊を巻いたのが食べたい!」。というわけで、1号店から蛍烏賊を取り寄せ、蛍烏賊を叩いてくれました。
嬉しい!たひとつ願いが叶いました!
最後に玉子焼きとお椀で終了です。
これは、数年以内にミシュランを取りそうな予感。紺野さんの活躍を胃袋から願ってます!
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