勝どき駅から歩いて5分ぐらいのところに、日本三大うどんのひとつに挙げられる”五島うどん”が食べられるお店があります。はせ川というお店です。このお店の存在と同時に、五島うどんの存在を知りましたが、都内でも食べられるところはとても少ないそうで、とても貴重なんです!(*’ω’*)
お店の場所
場所は清澄通りから1本入って、まっすぐ進んで右手です。途中、ランチが早くておいしい池のやがあります。
看板もなく、店らしさがゼロな外観をしているので、最初はかなりの確率で通り過ぎると思います! 見た目は何かの作業場か倉庫か。中もよく見えないので、入りずらいですけどコワクナイヨー。店主さんが丁寧に対応してくれます(^ω^)
五島うどんとは?
遣唐使の時代に、五島列島に伝わったとされる五島手延うどん。日本最古のうどんともいわれています。五島手延べうどん振興会なるものも存在しています。今後、もっと関東でもメジャーになるかもしれません。
特長は細く、丸いこと。つるつるとしてのど越しがよく、いわゆるコシはありません。もちっとしてます。イメージとしては素麺を太くした感じかな?
アロマダイニングからはせ川へ
このお店のご主人は、以前銀座でアロマダイニングという五島うどんとだっしごはんを出すお店をやられていたんですが、体調不良によりいったんお店を閉め、その後快方に向かったことで、こちらのお店を新しく開いたんだそうです。
店内のようす
入口は引き戸になっていて、ガラガラと引くと、大体お店の人は奥にいて出てきません。
私は、こういう戸はいつもそっと開けるんですけど、ここに来たときは気づいてもらうために、ガラガラと音を立てるようにして開けて挨拶をしながら入ります(笑)
店内は4人がけの席が3卓。(1つは2卓に分離可能)混雑時は相席かな? そんな店内ですが、ランチタイムは一人で来る人も多いです(私もそのうちの一人・・・)。エアコンはないようで、上のほうで扇風機が回ってます。BGM等は一切なく、店主さんも奥へ行き、客が自分だけになると、都会の真ん中とは思えない静寂に包まれます(笑)
お茶はお代わりはセルフサービス。1杯目は淹れて運んでくれます。
大体13時過ぎに行くと先客がゼロなことが多いんだけど、とにかく席が少ないので、この時間に行けば確実に入れる、という感じでもないんですよね。この間は13時50分に立て続けに来客し、なぜか満席になりました(笑) ランチ14時まではラストオーダーみたいです。
メニュー
メニュー。営業時間も書いてあります。
五島うどんはすべてつけうどんで出されます。うどんは、鴨カレー汁、鴨汁、鴨つゆ納豆汁、地獄だき<釜あげ>の4種類がレギュラーみたいでいついってもこのラインナップなんですけど、夏になると期間限定メニューが出るということを聞いたことがあります。
美味しかったものを紹介するよ
鴨汁うどん
鴨汁うどん(1,000円)。あご(飛魚)でだしを取ったつゆは甘めで、どのつけ汁も基本的に同じです。
鴨肉は旨みがあって、噛み応えがありました。大小4つぐらい入ってました。お味噌汁のようなお椀に鴨肉、ネギ、しめじなど具がたっぷりと入っていて、うどんを浸す場所がない(笑) いつも先に具を少し食べてからうどんを食べてます。
鴨カレー汁うどん
鴨カレー汁うどん(1,100円)。もっと「うどん屋さんのカレー」を想像していたんですけど、これが意外にスパイシーでした。
少しとろみがあるので、うどんにしっかりとカレー汁が絡みます。このカレー汁。少し欧風カレーのような感じ。
もちろん、こちらにも鴨肉がゴロゴロ。カレー汁をまとった鴨肉。思いつきでこのカレー汁と鴨肉を少しだっしごはんに掛けてみたら、美味しかったです。
鴨つゆ梅なっとう汁うどん
納豆が好きな人にオススメしたいのがこちら。鴨つゆ梅なっとう汁(900円)
これは、鴨のだしにたっぷりのひきわり納豆。最初は梅を全く感じなかったんですけど、梅は下のほうにいて、途中から、梅の酸味が合わさってさっぱりとした感じになりました。
以前出していたうどんの紹介
現在はメニューから外れてるんですけど、どれもオーソドックスなもので、またやる可能性はあると思うので紹介しておきますね。
鴨団子汁うどん
鴨団子汁うどん(900円)です。
これもきのこや団子など具だくさん。
鴨団子。かなり粗いミンチの団子で、ニクニクしい食感。ちょこっとスパイシー。3つ入ってました。
ちゅるちゅるとしたのど越しの良い麺に上品な鴨の脂が絡まって美味しい。
ぶた汁
ぶた汁うどん(900円)は唯一、鴨じゃないメニューでした。しめじとネギたっぷりというベースは崩さず。
豚肉を掘り起こしました。汁を吸ったお肉はとても柔らかくとても美味しい。お肉をいっぱい食べられるのはこの豚汁です。
うどんはだっしごはんつき
ランチタイムのみ、うどんにはだっしごはんがついてきます。ごはんのサイズは小ぶりなので、女性でも難なく、うどんもごはんも完食できる量です。ミョウガ等の薬味とネバネバの食感ときゅうりの爽やかさがたまらない。
お隣さんが、ここにポットに入っている昆布だしを入れてお茶漬け風にして食べていたのがおいしそうでした。私も次回やってみよう(^ω^)
食べ終わったら・・・
卓上に昆布だしがポットで置かれているので、これを器に注いで飲みます。食後にお茶を頂いてるような感覚。
塩分を気にしつつ飲み干す・・・後で調整調整(笑)
お店について
更新履歴
2016/08/20 新規作成
2017/10/20 お店の確認、営業時間の変更
2018/06/10 鴨汁うどん、ぶた汁うどん追加
2022/02/18 価格改定のためメニュー差しかえ、カレー汁うどん追加
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